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「ドリフターズ」(平野耕太)英雄たちの異世界決戦【2016秋アニメ】

「ドリフターズ」(平野耕太)1話扉絵より、関ヶ原の島津豊久

「ドリフターズ」は平野耕太による漫画作品とそれを原作とするTVアニメ。

古今東西の偉人・英雄たちが異世界で、二つの勢力に分かれ戦うという夢の共演である。

2016年10月からアニメ版が放送を開始。

あらすじ

時は1600年、関ヶ原・烏頭坂。西軍劣勢で退路を断たれた戦国武将・島津豊久は、伯父・島津義弘を薩摩へ戻すため“捨てがまり”で敵の大将・井伊直政の首を狙う。捨て身の戦法で見事直政に一矢報いるも、首を取るまでには至らず瀕死の重傷を負った豊久。満身創痍で山中を彷徨っていると、突如、奇妙な空間に足を踏み入れる。

(公式サイトより)

西軍で参戦した島津勢は進退窮まっていた。

味方側が総崩れになる中、後方は山に囲まれ、前方は東軍が迫る。

そんな彼らが退路を切り開くために選んだのは敵本体への正面突破。 

島津豊久は、大将の義弘を逃がすために殿(しんがり)を買って出る。

ところが…

予告編と関連動画

ドリフターズ 京都上洛記念 期間限定公開 京まふご当地PV - YouTube

 

DRIFTERS放送開始PV - YouTube

漂流者と廃棄物 

瀕死のまま彷徨っていた豊久は、いつのまにか謎の空間に辿り着く。 

 

「ドリフターズ」(平野耕太)紫と豊久
(「ドリフターズ」1巻より)

どこまで続くのか分からない通路と、左右に並ぶ扉。

正面には机に座って新聞を読む男。

ここに辿り着いたものはドリフターズ(漂流者)として、別の世界に送られる。

 

その男、紫と、対立する女、EASY。 

「ドリフターズ」(平野耕太)紫とEASY
(「ドリフターズ」1巻より)

EASYの側に辿り着いたものは、エンド(廃棄物) と呼ばれ、同様に異世界へと送り込まれる。

 

この二つの勢力の戦いが熱く展開されるのが本作の見所。

ドリフターズ側には豊久以外に、織田信長、那須与一、安倍晴明、ハンニバル、サンダンス・キッドなど。

エンド側には黒王、土方歳三、ジャンヌ・ダルク、アナスタシア、ラスプーチンなど。

誰もが名前くらいは知っているレベルのキャラが次々に登場する。

アニメ版

アニメ「ドリフターズ」公式サイト

TOKYO MX、Abema TV 金曜23:00〜他

第一幕 FIGHT SONG

アニメの1話目は、原作の4話途中あたりまでを使っている。

信長や与一と出会って、清明がちらっと映る感じ。

関ヶ原の戦いでの、島津退き口部分を拡大して丁寧な入り方をしている印象。

豊久が思ったより重傷だった。よく生きてたね。

その後は原作通りに進んでいくが、予告編で見られるように、再現度は高い。

このペースでいくと、原作ストック分ほとんど使いそうだね。

まだ5巻までだから、どういうまとめ方にするんだろうね。

今期はこれと、夏目友人帳を追う予定。

 

Amazonにも『DRIFTERS/ドリフターズ』特集ができてた。

力入ってるな。 

 

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