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「さよなら私のクラマー」2巻(新川直司)練習試合の終わりと新たなはじまり

「さよなら私のクラマー」(新川直司)2巻 (月刊少年マガジンコミックス)

「さよなら私のクラマー」は新川直司による漫画作品。

弱小蕨青南女子サッカー部、通称ワラビーズに集まった選手たちの群像劇。

2巻は、久乃木学園との練習試合も後半に入り、反撃を開始する。

 

前回はこちら。 

2巻は4話から7話までを収録している。

各話の記事も書いているので今回はざっくりと紹介したい。

流れが変わる 

埼玉の県立高校、蕨青南。弱さゆえか“ワラビーズ”と揶揄されるチームに、個性豊かな1年生が入部してくる。周防すみれ、曽志崎緑、恩田希……。コーチには女子日本代表のレジェンド、能見奈緒子が加わり、ワラビーズは生まれ変わり始める。だが、その記念すべき初戦の相手は、高校日本一、久乃木学園。前半で圧倒的点差をつけられてしまうが……。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)2巻より、トップクラスのパスが行くぞ
(「さよなら私のクラマー」4話より)

後半から恩田を起点にすることで、少しずつボールを前に運べるようになったワラビーズ。

そのことで曽志崎がフリーになる場面も出てきた。

しかし久乃木学園との点差は大きい。

ここから1点2点返したところで、焼け石に水だ。

周防は相手を警戒させるより次の試合のために温存することを提案する。

それを納得するメンバーでもなさそうだが、意志の統一は必要なところだっただろう。

反撃開始

終盤になり、蕨青南の反撃が始まる。

要所は左サイドの周防だ。

ここまで相手DFの佃に抑え込まれている彼女が奮起することでチャンスがやってくる。

何とか1点返したいところ。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)2巻より、周防と佃の対決
(「さよなら私のクラマー」5話より)

二人の勝負の行方は。

そして試合は終了する。

強くなるために

結果は大差だったが、相手チームにも存在を認めさせることができた。

特に恩田希の最後に見せたプレーは、強烈なインパクトを残すことになる。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)2巻より、恩田に注目が集まる
(「さよなら私のクラマー」6話より)

それでも負けは負け。

次に当たるときは悔しい思いをしないように、チームが強くならなければならない。

新たな始まり 

チームの強化のために必要なこと。

まずは練習相手の確保だ。

現在のワラビーズは、紅白戦をするにも人数が足りない。

そこで男子サッカー部との合同練習をお願いすることにした。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)2巻より、田勢キャプテンの思い
(「さよなら私のクラマー」7話より)

男子は県でも強豪の部類に入るらしく、練習相手としては十分であるが、向こうにはメリットがない。

何度断られてもあきらめない田勢キャプテン。

上級生たちがいなくなったあと、新しい指導者と、新しい部員たちでまたサッカーができることを夢見て頑張ってきた。

そんな彼女の姿勢が今のメンバーを引き寄せたのだが、本人は知らない。

憧れた選手の普段の姿は、自分たちと変わらないフツーの人だった。

あとがき

新チームとして動き出し、環境も整いだしてきた2巻。

ユニフォームはちょっとアレだけどね。

キャプテンの試合での活躍が早く見たいな。

 

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