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「さよなら私のクラマー」11話(新川直司)埼玉の絶対王者

「さよなら私のクラマー」(新川直司)11話より、浦和邦成偵察隊の花房圭

「さよなら私のクラマー」は新川直司による漫画作品。

月刊少年マガジンで2016年5月より連載を開始した。

11話は、インターハイ県予選決勝トーナメントで浦和邦成と対戦。

前回はこちら。

決勝トーナメントへ 

予選リーグを突破したワラビーズこと蕨青南女子サッカー部。

白鳥の予想以上の活躍もあり、強豪校とも渡り合える可能性を見出すことができた。

彼女たちの次の試合は、ベスト16として挑む決勝トーナメント初戦。

相手は浦和邦成、県予選8連覇中の常勝校である。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)11話より、浦和邦成戦前の1年生たち。ジャイアントキリングの予感
(「さよなら私のクラマー」11話より」) 

ようやく恩田の出番があるか。

1年生たちに気負いはない。

前回の対戦は昨年の練習試合、周防と曽志崎が蕨青南に入学するきっかけになった試合でもある。

当時の蕨青南のレギュラーで残っているのは田勢くらいだろうか。

彼女は能見コーチの就任を見越してこの学校を選んできたはずだが、その試合後は苦労の時期を過ごすことになる。

 

「さよなら私のクラマー」(新川直司)11話より、2年生たちには因縁の再戦
(「さよなら私のクラマー」11話より」) 

2年生たちにとっては他とは違う思い入れがあるだろう。

対戦はなるべく経験を積んでからにしたかったが想定より早く来てしまったというところ。

1年生たちの元気が救いかもしれない。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)11話より、絶対王者浦和邦成登場
(「さよなら私のクラマー」11話より」) 

浦和邦成の登場。

主力メンバーのうち、去年の練習試合にも来ていたのは2年生組。

曽志崎の先輩・桐島千花、長身の安達太良アリス 、飴好きの天馬夕など。

今回は3年生まで揃ったフルメンバーなので前回の比ではないはず。

連覇はもちろん、日本一を狙うチームだ。

この2年間、県内では得点を許していないらしい。

厳しい戦いになる。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)11話より、チカ先輩おこってた
(「さよなら私のクラマー」11話より」) 

チカ先輩おこってた。

中学時代は曽志崎とコンビで活躍してたのに。浦和邦成で待ってたのに。周防も含めて「日本一になりたきゃ浦和邦成(うち)に来な」ってかっこよく誘ったのに。

よりによって蕨青南に入っちゃったからね。

試合で納得させなければならない。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)11話より、チカ先輩は周防の天敵
(「さよなら私のクラマー」11話より」) 

中学時代は周防にとって天敵とも呼べる存在であった。

これまでとは違う所を示せるか。

 

曽志崎と周防、そして田勢は警戒されるだろうが、偵察隊の花房をしても謎のままの選手がいる。

恩田希だ。

図らずもこの日のために温存されてきた。

この試合を逃せばしばらく活躍の機会はないかもしれん。 

あいにくの雨だが、本人のコンディションは良さそうなので期待したい。

 

浦和邦成の選手たちもキャラ濃そうだし、楽しい試合になりそう。 

そして「胸きゅん開国」のあらすじも公開された。

 

3巻も予約開始

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