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午前3時の太陽

映画と漫画と音楽と。

「とんがり帽子のアトリエ」10話(白浜鴎)アガットの焦り

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)10話扉絵

「とんがり帽子のアトリエ」は白浜鴎による漫画作品。

月刊モーニング・ツーで連載中。

10話は、川の氾濫に巻き込まれた人々を救いに向かうキーフリーたち。

 

前回はこちら。

嵐の訪問者

雨の中アトリエを頼ってきた男の話によると、橋が崩れて馬車が川の中に取り残されているという。

現場に向かおうとするキーフリーに、アガットが同行を申し出る。

彼女は努力家で、魔法に関する事となると自分にも他人にも厳しいところがある。

未熟であることを許せないのか、早く一人前の魔法使いになることを焦っているように見える。

そこが師匠にとっては気掛かりなのだった。

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)10話より、アガットを心配するキーフリー

(「とんがり帽子のアトリエ」10話より)

「未熟なことは罪ではないのに」


馬車に取り残されていたのは3名。

家族連れの旅行者だろうか。

キーフリーが魔法器「水裂の魔法剣」で流れを変えている間にオルーギオが一人ずつ岸に運ぶ。

ここまで荒れた川だとキーフリーでも大変なようだ。

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)10話より、水を切り裂く剣

(「とんがり帽子のアトリエ」10話より)

なぜこの状態の川を無理に渡ろうとしたのか。

息子のクスタスはともかく、大人たちはそこまで無謀ではないだろう。

ただの天災ではない可能性がある。

キーフリーたちがココとアガットを傷の手当のために残し、周囲を見回りに出ている時に事件は起こった。

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)10話より、剣に興味津々の弟子たち

(「とんがり帽子のアトリエ」10話より)

非常事態

もともとアガットは優等生ではなかった。

幼い頃の彼女は周囲の大きい期待に応えられず苦しい思いをしていたようだ。

現在のストイックさはそこからきている。

早く力をつけて自分にもできる事を認めさせたいのだ。

「あの人」と呼ぶ相手に。

それは優秀であるらしい母親か。

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)10話より、アガットのトラウマ

(「とんがり帽子のアトリエ」10話より)

そしてアガットをトラウマから開放するのはココの存在だろうね。

何のために魔法を使うのか。

ココはこの点において迷いがない。

アガットが心を開く瞬間が待ち遠しい。

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)10話より、今ここで何ができる?

(「とんがり帽子のアトリエ」10話より)

二人はこの状況を切り抜けられるのか。

あとがき

来月号は休載とのこと。

今回の10話までが2巻に収録されそうだからその関係かな? 

 

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