午前3時の太陽

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「ギャルごはん」1巻(太陽まりい)学校一のギャルは料理研究部

「ギャルごはん」(太陽まりい)1巻 (ヤングアニマルコミックス)

「ギャルごはん」は太陽まりいによる漫画作品。

ヤングアニマルで2016年12月より連載を開始した。

学校一のギャル岡崎みく、料理研究部で活動中。 

ヤングアニマル本誌でアンケート常に上位の、大人気ギャルラブコメ!!冴えない家庭科教師・矢部真司は、ひょんなことから学校一のギャル・岡崎みくと「2人っきり」の料理研究部をつくることに…?ギャルと先生の美味しいラブコメ、召し上がれ!

(ギャルごはん 1|白泉社より

岡崎みくは勉強ができない

家庭科の教師として赴任して3ヶ月、矢部真司は平和な学校生活を送っていた。

もともと授業数が少ないため、生徒との交流機会が限られている彼には、少々物足りない日々であったかもしれない。

放課後くらいは、生徒たちとお菓子を作ったり先生として頼られたい。

そんな彼の願いはやがて叶うことになる。

 

学校一のギャルとして知られる岡崎みくは、勉強が苦手であった。

あまりのことに、先生たちに手作りのお菓子でも渡しておけばそれでなんとか進学できるようにすると、校長自ら言い出すレベル。

序盤からかなり強引な展開だが、大変そうなことは伝わってくる。

「ギャルごはん」(太陽まりい)1巻より、岡崎みくは料理ができない
(「ギャルごはん」1巻より)

そして、彼女は料理も苦手であった。 

お菓子作りを教わるために矢部を頼ってきたのだが、なかなか上手くいかない。

簡単なクッキーから始めてみても失敗してしまう。 

彼女のいい点は、常に明るく振る舞うところと簡単には諦めない所である。

「ギャルごはん」(太陽まりい)1巻より、代わりに作っておくから
(「ギャルごはん」1巻より)

だが、矢部は彼女の進級を気遣うあまりに、かける言葉を間違ってしまう。 

「代わりに俺が作っておくから。」 

目的には早道かもしれないが、彼女の努力をなかったことにしてしまう言葉でもある。

彼女だって頑張りたい気持ちを持っている。

ただ、いつも彼女が出来るようになるより先に周りが諦めてしまうのだった。

そのことが心の傷になっていると思われる。

彼女にとって必要なのは、出来るまで根気よく見守ってくれる相手だった。 

「ギャルごはん」(太陽まりい)1巻より、出来るまでついてる
(「ギャルごはん」1巻より)

このあたり先生っぽい。

料理研究部のはじまり

かくして、料理研究部が始まっていく。

タイトルから想像されるようなグルメ漫画ではなく、部活系ラブコメに当たるかな。

ヒロインのかわいさを愛でる系である。

見た目で他の生徒に距離を置かれている点はあるが、根は真面目で素直な性格。

不器用なりに上達していくので、そのうち授業でもクラスメイトに見直されて交流が広がっていくかもしれない。

「ギャルごはん」(太陽まりい)1巻より、頑張ってよかったなあ
(「ギャルごはん」1巻より)

頑張ったことが報われた彼女は、とてもいい笑顔をする。

顧問と部員合わせて二人しかいない料理研究部が今後どうなっていくだろう。

時期的に新入部員は難しそうなので当分はこのままかもしれない。

友達のギャルが時々参加するのか、それとも新キャラ登場か。

「ギャルごはん」(太陽まりい)1巻より、おんぶで照れる岡崎みく
(「ギャルごはん」1巻より)

巻末には本作の元になった読み切り版も収録されている。

彼女が上達していく描写がもうちょっとあってもいいかな。 

 

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