午前3時の太陽

おすすめ漫画の紹介と注目の新刊コミックのレビューブログ

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話 “True Colors” ベラドンナ邸炎上

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話より、アルバイン兄弟と対峙するギラとサン

「RWBY(ルビー)Volume 5」はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによるアニメシリーズである。

今回は第10話、 “True Colors”。

ホワイト・ファングに襲撃されたベラドンナ邸に火の手が上がる。 

 

前回はこちら。

Chapter 10: True Colors

RWBY Volume 5: Chapter 10 - True Colors | Rooster Teeth

ルビーの疑問

決戦の日を間近に控えたミストラルでは、オズピンとクロウが共議していた。

戦力となるプロのハンターたちは依然として連絡を取れない状況にある。

「Things aren’t looking good, Oz.」

「Ever the optimist.」

現在のメンバーのみで襲撃部隊を迎え撃たなければならないことは覚悟しておく必要があった。

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話より、オズピンたちに質問するルビー

そんな中、ルビーには気になることがあるようだ。

ヘイヴン・アカデミー及びミストラルの襲撃の目的が「春の乙女」とレリックにある点について。

「秋の乙女」を擁していたビーコン・アカデミーが同じ理由で襲撃されたのなら、そのレリックはどうなったのか。

彼女は、シンダーとピュラの戦いの場面に遭遇してからの数日間の空白がある。

他のメンバーより情報が足りていないこともあり、その後のビーコンは気にかかっているだろう。

 

そこはさすがにオズピンの拠点だけあって対策がされている様子。

それも真っ先に狙われた理由でもあるだろうが。

そして、もうひとつの質問はオズピンもお見通しだった。

「No, my cane is not a Relic.」

ライオンハートとレイヴン

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話より、ライオンハート学長の部屋を訪れたレイヴン

その頃、ライオンハート学長の部屋にはレイヴンが訪ねてきていた。

前回のラストで上空を赤い目のカラスが飛んでいたので、クロウと接触しようとしていたのかと思いきや、まずはこちらのようだ。

オズピン一行と「春の乙女」捜索のための会議と称して呼び出しをかけるが、その狙いは何か。

ワッツとの交信を遮断した上でなら面白いことになりそうだが。

レイヴンは、シンダーたちが近くにいないことを知っているわけだしね。

「I’ve crossed a line… I’ve done things that Ozpin will never forgive, and he shouldn’t!」

学長のこの言葉は何を表すか。

ベラドンナ邸炎上

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話より、暗闇に紛れるイリア

母親のもとへ駆けつけようとするブレイクの前に、イリアが立ちはだかる。

彼女はカメレオンのファウナス。

ブレイクも夜目は利く方だろうが、暗闇での戦闘はやはり分が悪い。

非情な対応をできないのなら尚更である。

そこで彼女は思い切った方法を取ることにした。

「Sorry, dad.」

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話より、屋敷に火を放つブレイク

お前だったのか。

確かに家族の安全には代え難いけどね。

そして、ブレイクはまだイリアの翻意をあきらめてはいなかった。

その頑なな態度の理由を知っているからだ。

ブレイクにとっては大事な仲間のままなのである。

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話より、イリアを組み敷くブレイク

ただ気になるのは、ブレイクは母のもとに急いで向かわないといけない状況なことだ。

父もサンも近くにいない今、一番危険なのは母のカーリーだと思われる。

さらにこの火事である。

うまく避難してくれてればいいのだが。

との心配をよそに、なかなかの武闘派な母であった。

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話より、カーリーママは武闘派

そこそこ強キャラ的な登場をしたユーマも、彼女の手にかかればこの通り。

 

今回の襲撃は、メナジェリーでのホワイト・ファングの実態が浮き彫りになるとともに、彼らに与するものばかりではないことが判明した。 

彼らが何をしようとしているのか、それが遠い世界のことではなく自分たちの身近なところでも起きているという事実を人々に知らしめる結果となった。

捕らえられたアルバイン

ヘイヴン・アカデミーでの彼らの暴走を止めることは、ファウナスとしての誇りを守る戦いでもあること。

ただ、それぞれに危険を伴うことであり覚悟が必要である。 

それでもメナジェリーの人々が立ち上がることで、世界中のファウナスが、それ以外の人々が名乗りを上げてくれる可能性もある。

「RWBY(ルビー)Volume 5」第10話より、人々ホワイト・ファングの阻止を訴えるブレイク

いくらか希望が見えてきたと言えるのかもしれない。 

こちらは決戦の日まで2週間とのこと。

これから準備をして皆でミストラルへ向かうことになるが、移動手段を検討しなければならない。

ブレイクには心あたりがあるようだが。

 

「 I think I know a ship captain who owes us a favor.」 

ここでつなげてくるとは思わなかったな。

あとがき

次回、第11話はChapter 11: The More the Merrier。

1週休みのあとでの公開となる。

今のうちにこれまでの復習をしておかないとね。

「RWBY(ルビー)Volume 5」第11話 “The More the Merrier” ヘイヴン・アカデミーの攻防

関連記事