「俺とヒーローと魔法少女」は九段そごうによる漫画作品。
怪人たちから街と人々を守るため、ヒーローに変身する力を手に入れた青年の戦いの日々と苦悩を描く。
変身するたび何かを失うハートフル苦行コメディ
あらすじ
十文字ハヤトは、幼馴染のヒーロー道具職人、分倍河原ヨウスケによって、ヒーローに変身する力を手に入れた。
正義感が強く、困っているものを見過ごせない彼にとって適任である。
唯一の誤算は、憧れていたかっこいいヒーローの姿とは少し違っていたことだった。
葛藤するハヤト。だが誰かが守らなければ。
ルミナス・ガール
外見が気に入らないというだけでヒーローを辞めるほど、その心は弱いものなのか。
見た目ではない、人々の平和を守りたいという気持ち、悪に屈しない揺るぎない心がハヤトのヒーローの素質だ。
見た目は強さではない… ヒーローは心だ!
ヨウスケの祖父の言葉を思い出したハヤトはついに吹っ切れる。
ルミナス・ガールの誕生である。
魔法少女のような格好と声はかわいらしいが、戦闘は打撃中心の物理攻撃というたくましさ。
これはこれでかっこいいのではないだろうか。
変身場面さえ見られなければだが。
変身アイテム、ヒーロードライブ
ヒーロー道具屋小山堂、ハヤトの友人であるヨウスケが営む店では変身ユニットの修理を行っている。
この街ではヒーローの存在はごく普通に認知されているらしい。
ルミナス・ガールの他にも何人か登場するが、元の容姿と大きくかけはなれた姿になるのは例外である。
セクシー美女になるヨウスケの祖母も、若いころの本人を元にしているといえば大きな変化ではないともいえる。
ではなぜハヤトは魔法少女になるのか。
ヒーロードライブとは何なのか。
次第に謎が明らかになっていく。
ちなみに、ばあちゃんは変身しなくても最強キャラであった。