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「地球のおわりは恋のはじまり」(タアモ)超ネガティブ女子が恋をしたら

「地球のおわりは恋のはじまり」(1)タアモ (デザートコミックス)

「地球のおわりは恋のはじまり」はタアモによる漫画作品。

月刊デザートで2016年より連載を開始した。

超ネガティブな女の子がヒロインの、学園ラブコメである。

かわいい双子の妹と比較され「じゃない方」扱いを受けてきた柳瀬真昼。だから「いいことがあっても悪いことが起こる」と人生に期待せずに生きてきた。でも高校入学早々、謎のイケメン里見蒼が急接近! しかも告白!?「だめだ、こんないいことばかりじゃ地球が滅ぶ」――累計170万部以上の『たいようのいえ』タアモ最新作は王道初恋ストーリー!恋に踏み出せないネガ少女と×押せ押せイケメンの追いつ追われつラブ開幕です!

(「『地球のおわりは恋のはじまり(1)』(タアモ)|講談社コミックプラス」より)

ネガティブ過ぎる女の子

じゃない方の私は、何にも期待して生きてはいけないと、15年間で学んできた。

幼い頃から、かわいい双子の妹と比べられてきた柳瀬真昼(やなせまひる)は、超ネガティブな女の子。

いいことの後には、悪いことが待っている。

ならば平穏に過ごすことこそ一番の幸せだと思っていた。

 

高校に進学して、同じクラスになった里見蒼(さとみあおい)と仲良くなりかけるが、いつものように不安がよぎる。

「地球のおわりは恋のはじまり」(タアモ)1巻より、何甘酸っぱい体験してるの!? 明日死ぬ気なの!?
(1話「ネガってもない恋」より)

この反応。

幸せなことには慣れていない。

期待して、期待して、裏切られて、ここまでこじらせてしまった。

 

「地球のおわりは恋のはじまり」(タアモ)1巻より、クラス一の美少女が私に冷たい
(1話「ネガってもない恋」より)

冷たくされることで、逆に安心感を得られるほどに。

ネガティブすぎて、返ってポジティブと言えなくもない。

クラス一の美少女、守谷さん、別の意味で癒やしの存在に。

ポジティブ過ぎる男の子

登場人物はみんなどこか距離感がおかしい。

同級生の里見は、気さくでポジティブなイケメンで、女子たちにも人気だが、真昼のことを気に入ったらしく、グイグイくる。

友人の銀河によると、彼は友だちが少ないらしいのだが。

このへんは生い立ちにも理由がありそうな描写がある。 

 

「地球のおわりは恋のはじまり」(タアモ)1巻より、趣味?女の子の?別に悪くないよね
(2話「でないとおかしい」より)

このセリフをさらっと言えるのはすごいよね。

これではネガティブになってる場合ではない。

いいことすぎて、危うく地球が滅んでしまうところだった。 

 

基本的には二人の恋愛を描いていくんだろうけど、巻末の番外編での守谷さんとのやりとりも好き。

貴重なツンデレ担当だ。

こういうのもっと見たいな。

ツンデレ好きとしては、このあたりにも注目していきたい。 

 

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