「猫のお寺の知恩さん」はオジロマコトによる漫画作品。
週刊ビッグコミックスピリッツで2016年より連載を開始した。
田舎の高校に進学することになった少年が、下宿することになった家は、遠い親戚の古いお寺。
2巻では、いよいよ源の高校生活が始まる。
前回はこちら。
源の高校入学
源の高校入学でひろがる世界、ライバル(!?)も現れて…
美しい五月雨に彩られながら、お寺暮らしはさらに、ほっこり&キュン!
自然体すぎる猫たちもますますわんさか大活躍~!(「猫のお寺の知恩さん(2) (ビッグコミックス)」より)
春休みが終わり、源が高校に入学する日がやってくる。
本人よりも楽しみにしていたのは知恩さんかもしれない。
笑顔で見送りつつも保護者として参加する準備をしていた。
田舎なので母校でもあるだろう。
1年4組で、昼間陽子とも同じクラス。
彼女は源が知り合いのいない学校でぽつんとしているのを、一応気にしてはくれているようなところがいい。
クラスに馴染む機会は意外と早くやってきた。
美人の登場に色めき立つ男子たち。
塩田、姫島、高原の三人は最初にできた友人だ。
剣道部の体験入部
そして部活の仮入部期間になるが、源は特に決めていないらしい。
中学の時は帰宅部だったのだろうか。
昼間は剣道部に所属、サポーターをしている右膝が気になっていたが、だいぶよくなっているようだ。
姫島に誘われて見学に来た源にこの視線。あいかわらずだね。
知恩さんの入学式への参加の余波は思わぬところへやってきて、担任の教師の特別家庭訪問として表れた。
知恩さんたちのお寺は住職不在なので、このまま跡継ぎがいなければいずれ出ていかなければならない。
なのでこの担任が立候補する可能性もある。
そのとき源は?
そして興味津々の猫たち。
1巻ではタイトルに反して犬のテンちゃんが目立っていたが、今回は猫たちの出番が増えそれぞれの名前も公開された。
いい表情だ。
特にマエカケちゃんはグッジョブであった。
新キャラの登場でこれからラブコメ展開になっていくのか。
源がテンちゃんに語りかけた「このままじゃマズいんじゃないか。」は自身に言い聞かせる言葉として成長を促すものとなるだろう。
でもとりあえずは長くまったり続いてほしいところでもある。
「知恩さんのがきれいだな(正座が)」 の言葉に照れる知恩さんがかわいい。