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「さよなら私のクラマー」16話(新川直司)私達には夢がある

「さよなら私のクラマー」(新川直司)16話より、安達太良アリスと天馬夕の出会い

「さよなら私のクラマー」は新川直司による漫画作品。

月刊少年マガジンで2016年5月より連載を開始した。

16話は、決勝トーナメント蕨青南vs.浦和邦成の試合が決着する。

 

前回はこちら。 

アリスと天馬

安達太良アリス、通称アダ。

浦和邦成の中でも異様な存在感を放つ選手がついに動き出した。

彼女はただのアニメオタクではない。

幼い頃のアリスは、魔法少女に憧れる夢見る少女だったという。

内気な性格と言動の怪しさからか、あだ名は「死神」や「リビングデッド」。

引きこもりがちだった彼女を心配した両親のすすめでスポーツを始めることになる。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)16話より、とんだ曲者だな
(「さよなら私のクラマー」16話より) 

その頃に出会ったのが天馬夕だった。

アリスは天使ちゃんと呼んでいたが、アニメの登場人物になぞらえているなら、この子は悪魔の翼を持っている。

興味深いのは彼女がいつも持ち歩いている飴は魔法のステッキがモチーフであったということなのだが、そのうち描かれるのかな。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)16話より、監督に催促する天馬
(「さよなら私のクラマー」16話より) 

エセイタリア野郎こと後藤田監督は隠しておきたかったようだが、ここにきて、ついに浦和邦成が本来の姿を見せるのだった。

全国、または久乃木学園との対戦で見せるはずだったであろうシステムを引き出したのは、蕨青南が想像以上によく戦ったということでもある。

試合終了

相手は県予選八連覇中の強豪校。

一時は大金星かと思わせるところまで追い詰めたものの、終わってみれば順当な結果であった。

伊達に日本一を目標にしてはいない。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)16話より、安達太良アリスの本領
(「さよなら私のクラマー」16話より) 

その原動力となり得るのがこのアリスというわけかな。

後藤田監督が突然変異という言葉を用いるくらいの運動能力をもつ選手。

長い付き合いの天馬は彼女を活かすのがうまいのだろう。

一度フリーになったアリスを、誰も止められない。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)16話より、浦和邦成の2点目
(「さよなら私のクラマー」16話より) 

テクニックなら井藤や恩田の方が上だろうけど、身体能力のみで翻弄する姿は、その不気味な動きと相まっておそろしさを感じさせる。

今年の浦和は守備のチームじゃないぞと。

久乃木のDFは彼女を止められるのかな。

 

監督にここまで言わせる才能。

日本サッカーの可能性ときた。 

「さよなら私のクラマー」(新川直司)16話より、安達太良こそ日本サッカーの可能性
(「さよなら私のクラマー」16話より) 

もし味方なら心強い限りなので代表戦とか見てみたいね。

 

次回からはトレーニング編かな?

男子サッカー部との練習がそろそろ描かれるんじゃないかと。

タケやテツと対決する恩田が見られるかも。

あとがき 

来月10月17日には4巻が発売される。

今回は早いね。

「さよなら私のクラマー 4巻」

 

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