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「さよなら私のクラマー」27話(新川直司)越前vs.国府

「さよなら私のクラマー」(新川直司)27話より、国府妙のプレーを見て興奮する越前佐和

「さよなら私のクラマー」は新川直司による漫画作品。

月刊少年マガジンで2016年5月より連載を開始した。

27話は、越前vs.国府。

 

前回はこちら。 

越前vs.国府

栄泉船橋戦の後半、エース国府妙を抑えるべく投入された期待の初心者・越前佐和。

技術も経験も圧倒的に足りていない。

それでも、紅白戦で恩田や周防を止めるポテンシャルを持つ選手である。

今の蕨青南の中で、必要なのは彼女の力。 

「さよなら私のクラマー」(新川直司)27話より、越前の仕事は国府を遅らせること
(「さよなら私のクラマー」27話より) 

越前に課せられた仕事は、国府の攻めを遅らせることだった。

1対1に絶対的な自信を持つ国府は、基本的に自力で中に斬り込んでくることが多い。

栄泉船橋というチームが、彼女の突破力を生かすために組み立てられていることもある。

越前が時間を稼ぐことによって、一瞬でも数的優位を作り出そうというのが深津監督の考えであるようだ。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)27話より、越前はしつこい
(「さよなら私のクラマー」27話より) 

いくら国府と言えど、二人を相手に抜くのは容易ではないはず。

何より、越前はあきらめの悪い選手で、そこがまた彼女のいいところ。

身近で相手のいいプレーを見られることも、逆にモチベーションを高めることに一役買っていると思われる。

そして、必要とあらばファールしてでも止めにいける。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)27話より、ファールしてでも止める
(「さよなら私のクラマー」27話より) 

デビュー戦でガチガチに緊張していた選手とは思われない上々の立ち回りである。

末恐ろしいね。

国府がキャプテンの浦川茜を日本一にしたいのと同じように、越前も恩田希を日本一にしたいと考えている。

この二人、案外気が合うのかもしれない。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)27話より、越前のあだ名はゴルゴに決定
(「さよなら私のクラマー」27話より) 

国府による越前のあだ名は、ゴルゴに決定した。 

心なしか越前が現れてからの国府の方が楽しそうにも見える。

あとは攻める方の役者が動き出さないとね。

 

今回までが7巻に収録されるはず。

10月くらいに発売かな?

発売日は10月17日! 

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