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「mono」1巻(あfろ)週末はカメラとお出かけ! シネフォト研究部の活動記録。

「mono」(あfろ)1巻 (まんがタイムKRコミックス)

「mono」はあfろによる漫画作品。

2017年より、まんがタイムきららミラクで連載を開始した。(同年末よりまんがタイムきららキャラットへ移籍)

廃部寸前だった写真部と映研の合併で誕生した、シネフォト研究部のメンバーたちの日々の活動を描いている。 

シネフォト部(写真部+映研)の女子高生3人と、「実際そこに行きたくなる漫画」を描こうと考えた漫画家・春乃。 そんな4人を中心に『ゆるキャン△』のあfろが描く『21世紀の楽しみ方4コマ』が登場! TVアニメでも好評を博した『ゆるキャン△』をご存知の方はどこかで見た景色を巡る「聖地巡礼(コラボ)編」も収録。 作中ではリンやなでしこ達も時々チラ見えしてるとか…?

(「mono 1巻 (まんがタイムKRコミックス)」より)

シネフォト研究部誕生

撮影する先輩の姿に憧れて入部した雨宮さつきは、現在写真部の部長である。

学年が変わり後をまかされたものの、目的を失った彼女は抜け殻になっていた。

「mono」(あfろ)1巻より、先輩が卒業して抜け殻になった雨宮さつき
(「mono」1巻より)

新しい部員が入らなければ、廃部への道も避けられない。

そんな様子を心配する霧山アンは、写真を撮る先輩を撮るさつきを撮ることを楽しみにしていたもう一人の部員。

彼女は、さっちゃんのことが大好きらしい。

「mono」(あfろ)1巻より、私はさっちゃんが大好きだby霧山アン
(「mono」1巻より)

このまま先輩との思い出の場所を、さっちゃんと過ごせる時間を失うわけにはいかないのである。

本作は、そんな彼女たちが部を復活させて活動の幅を広げていく姿を描いている。

もともと写真目的の入部ではなかったこともあって、メインの使用機材は一眼レフではなくパノラマカメラやアクションカムという点もユニークだ。

やがて、廃部申請の出ていた映研も取り込んで新しい部を立ち上げる事になっていく。

「mono」(あfろ)1巻より、ゆるキャン聖地巡礼ツアーへ行くことに
(「mono」1巻より)

新入部員の敷島桜子は天然さん。

それでいて、いざとなれば頼りになる存在なのはさすがの、廃墟と食べることが好きな元映研部長。

カメラを入手する経緯で知り合った漫画家の秋山春乃の暮らす駄菓子屋が部室代わりになっているのも楽しそうである。

子供たちとも交流できて、以前よりだいぶ賑やかになった。 

「mono」(あfろ)1巻より、駄菓子屋がシネフォト研究部の部室代わり
(「mono」1巻より)

だから、彼女たちの写真は賞を狙うためのものではなく、楽しさを共有するための活動記録なのである。

1巻冒頭のカラーイラストにもそれがよく表れている。

キャンプをしないゆるキャンと言うか、ゆるcamと言うか。

題材が似ているということは両作のコラボの形で活かされている。

聖地巡礼編として「ゆるキャン△」のメタ情報を 楽しめる回も収録。 

「mono」(あfろ)1巻より、みんなで本栖湖にやってきた
(「mono」1巻より)

漫画の舞台を巡って、女子高生たちとカメラを題材にした漫画を描こうとしている姿を漫画にした作品でもある。

 

ちなみに作中登場するパノラマカメラは、作者の所持しているものと同じらしい。

ゆるキャン△の最新刊でも背景のパースが話題になったが、その貢献度は大きそうだ。

 

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