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「赫のグリモア」3話(A-10)親指姫の契約者

「赫のグリモア」(A-10)3話扉絵

「赫のグリモア」はA-10(エーテン)による漫画作品。

別冊少年マガジンで2018年9月より連載を開始した。

書の魔導士として生きる決意をした若葉の前に、さらなる試練が待ち受ける。 

過酷な運命に少女たちは抗い戦う――新本格ダークファンタジー

中学生・大麦若葉は、曾祖母より見慣れぬ形のペンと屋敷を相続する。屋敷で出会った「魔獣」を名乗る少女・赤ずきんと死闘の末に契約した若葉。彼女は絵を具現化する力で人々を守る存在「書の魔導士」の使命を引き継ぐことに。

(前回までのあらすじ:「赫のグリモア(1) (週刊少年マガジンコミックス)」より) 

 

前回はこちら。

もうひとりの「書の魔導士」

水族館で起こった魔獣騒ぎを解決した若葉とあかずきんは、そこで出会った女の子まいあを誘い本来の休日を満喫していた。

もともとは親睦を深めるために出かけてきたわけでもあるので、結果的には予想よりも打ち解けることができたのではないだろうか。

二人の服を見繕ってやる若葉。

「赫のグリモア」(A-10)あかずきんとまいあの試着
(「赫のグリモア」3話より) 

あかずきんのポニーテールいいね。

こちらの方が動きやすそうではあるが、魔獣のコスチュームも特殊な素材で出来ていると思われるので、普段は着替えの必要はないのかも。

何か特別な理由がある場合を除いては。

 

前回の最後で出てきた、もう一人の「書の魔導士」である親指姫の契約者が引き続き若葉たちを狙っている。

曾祖母の茜から引き継いだばかりだというのに、彼女には休まる暇はないのか。

「赫のグリモア」(A-10)3話より、親指姫まいあの契約者
(「赫のグリモア」3話より) 

それはパートナーのあかずきんが最強の魔獣と呼ばれているらしいこと、その契約者である若葉がこの世界のことを知らない素人であることに原因があるようだ。

力を手に入れるのに手段を選ばない連中にとっては、今がチャンスなのである。

そして最初の相手は非常に残忍で狡猾な男。

まいあの体には全身拷問の痕が見られた。

「赫のグリモア」(A-10)3話より、若葉の始末を強制されるまいあ
(「赫のグリモア」3話より) 

逆らうことの許されない契約と恐怖による支配。

今度の仕事が成功すれば、あかずきんの代わりに若葉と契約させてやるとの約束からの絶望的な仕打ちである。

これを最強の魔獣あかずきんにも味わわせたいんだろうね、この男は。

変態だね。

プレイパートナーとか言ってるし。

そのやり方に、さすがのあかずきんもブチ切れた。

「赫のグリモア」(A-10)3話より、ブチ切れるあかずきん
(「赫のグリモア」3話より) 

次回、観覧車から落下した若葉と魔導書の運命は?

といったところなんだけど、転落死を狙った点が分かれ目になりそうだね。

落下中の、人質が自由になる瞬間はあかずきんには十分な時間であるはず。

しかし、まいあ以外に魔獣がいないとも限らない。

見つからない場所から幾重にも罠を張り巡らせていそうなキャラなので、そこをくぐり抜けてぶちかますあかずきんの一撃が早く見たいね。

 

単行本1巻の発売日は2月8日を予定している。

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