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「さよなら私のクラマー」36話(新川直司)ワラビーズ最大の危機

「さよなら私のクラマー」(新川直司)36話より、チームを落ち着かせる曽志崎

「さよなら私のクラマー」は新川直司による漫画作品。

月刊少年マガジンで2016年5月より連載を開始した。

36話は、勢いに乗り出した興蓮館を相手に混乱するチームをフォローしようとする曽志崎だったが…

 

前回はこちら。

曽志崎が離脱!

藤江梅芽を中心とした興蓮館の攻撃に、蕨青南の守備が乱れ始めていた。

準決勝までのデータとは強さも戦い方もまるで違う相手。

序盤こそ何とか凌いでいたものの、傾いた流れは止まりそうにない。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)36話より、ファールで梅芽を止めに行く曽志崎
(「さよなら私のクラマー」36話より) 

このまま大量失点もあり得るのではとも思われたが、こんなときに頼りになるのはやはり経験豊富な司令塔の曽志崎である。

中学時代はキャプテンとしてチームを全国へ導き、世代別代表でもある彼女は強者と戦う際の心構えを理解している。

ファウルで作った時間で味方を落ち着かせる場面などは1年生とは思えぬ頼もしさだ。

蕨青南にとってなくてはならない存在であることは間違いない。 

「さよなら私のクラマー」(新川直司)36話より、曽志崎が退場に
(「さよなら私のクラマー」36話より) 

今回は、その曽志崎を欠いた状態で戦い抜かなければならない状況に置かれることになった。

まだ前半、リードを許したまま人数まで少なくなる緊急事態。

しかも相手は日本一になったばかりの最強の敵。

さすがにこれは無理でしょと思わざるを得ないところなのだが。 

「さよなら私のクラマー」(新川直司)36話より、何かを期待してるように見えますよ
(「さよなら私のクラマー」36話より) 

ここから逆転する目はあるのか、チーム最大の危機に選手たちの発奮は期待できるのか。

この絶望的な状況からなにができるのか見せてもらいたい気持ちはある。

カツオちゃん曰く、逆境でこそウチのダーリンはかっこいいんだからとのことなので、現役時代にそんな頼りになる姿を見てきたのかもしれない。

これから先、主力を怪我や出場停止で欠くことも当然出てくるだろう。

それをテストマッチでもあるこの試合で経験しておくのも結果的にはよかったと言えなくもない。 

「さよなら私のクラマー」(新川直司)36話より、試合の行く末を見届ける義務がある
(「さよなら私のクラマー」36話より) 

なんにせよ初めてのケースだ。

曽志崎のいないチームがどのような戦い方をするのか楽しみな部分もある。

少なくともここから勝つつもりでいる人間が二人はいるみたいだしね。

もしそれができるのならとんでもなく熱い展開になりそうだ。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)36話より、恩田のスーパーゴール
(「さよなら私のクラマー」36話より) 

深津監督の見せ場でもあるだろうし、高萩監督との現役時代のエピソードも絡めて描かれるだろう部分が見てみたい。

 

最新の単行本10巻は10月17日に発売予定。

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