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「MAO」6話(高橋留美子)破軍星の太刀の秘密

週刊少年サンデー連載「MAO」(高橋留美子)6話より、家に帰ると一週間も経っていた

「MAO」は高橋留美子による漫画作品。

週刊少年サンデーで2019年5月より連載を開始した。

6話は、摩緒の持つ武器には秘密があって…

“呪い” が明かす摩緒と菜花の縁の糸――

中学三年の黄葉菜花は以前事故に遭った場所を通ると大正時代へ。そこで出会った少年・摩緒に「妖」と言われた翌日、身体能力が覚醒。その謎を解くため再会した摩緒は最凶の蠱毒、猫鬼に呪われた陰陽師だった。猫鬼説のあった蜘蛛女を摩緒の刀で倒した菜花。が、その刀は摩緒しか使えない代物で…

(前回までのあらすじ:「「MAO」(高橋留美子)6話 ―呪われた者―」より

前回はこちら。

呪いの刀を使える者は

摩緒にしか使えないはずの刀で蜘蛛女を倒した菜花。

考えられる理由は、彼女も猫鬼の呪いを受けているのではないかということである。

「MAO」(高橋留美子)6話より、菜花は猫鬼の血を浴びたのか
(「MAO」6話より) 

その昔、摩緒が猫鬼と闘った際に付いた血で呪いの力を持った「破軍星の太刀」は、彼以外の人間が使おうとすると強い毒にやられて死んでしまうのだという。 

幼い頃に事故に遭った菜花は血だらけで発見されたのであるが、それが怪我によるものでなく猫鬼の血を浴びたものであったとしたら…

なぜか彼女にはその当時の記憶があまりないらしい。

実は強いショックを受けたことによるものばかりではないのかもしれない。

そもそも怪我をしていたのなら傷が残っているはずだが、どうなっているのか。

魚住さん効果できれいに治ったと思っている可能性もある。

「MAO」(高橋留美子)6話より、乙弥が巻き添えに
(「MAO」6話より) 

そして、菜花の斬撃の被害を受けたのは蜘蛛女ばかりではなかった。

いつも摩緒と一緒に行動している従者の乙弥は、彼の式神であり簡単には死ななそうだがさすがにあの一撃は危なかったようである。

菜花の力を制御できたほうがいいのか持たせないほうがいいのか。

事故の後の状況について、またこの街の謎についてできる範囲で調べてみたほうがよさそうだ。

「MAO」(高橋留美子)6話より、調べ物に詳しい少年・白羽
(「MAO」6話より) 

ここで新キャラとして登場したのはクラスメイトの白羽くん。

彼は調べものに詳しく、特に検索が得意であるというのがユニークというか現代的な設定。

例の事故についても何か思うところがあるようで。

 

気になるのは向こうで一晩過ごした結果、こちらでは一週間経ってしまっていたこと。

そして学校には入院したと伝わっていること。

ちょっとおかしいね。

これ家族は何か知っているよね。

 

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