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「小さいノゾミと大きなユメ」5話(浜弓場双)3ヶ月振りの外は危険がいっぱい?

「小さいノゾミと大きなユメ」(浜弓場双)5話より、ノゾミのおだてに感激するユメ

「小さいノゾミと大きなユメ」は浜弓場双(はまゆみば そう)による漫画作品。

月刊モーニング・ツーで2019年5月より連載を開始した。

5話は、引きこもり歴1年のユメがゴミ捨てにチャレンジ。 

 

前回はこちら。

目を覚ますと身長12センチの体になっていた女子高生・小岩望実が命からがらたどり着いたのは、ひきこもニートの大久保由芽が住むアパートの一室。とうとうユメに見つかってしまったノゾミの「私は酔っ払ったアンタの妄想」という宣言から、2人の奇妙な交流が始まり……!?

(「前回までのあらすじ:小さいノゾミと大きなユメ」より)

ユメのゴミ出しチャレンジ

家主ユメの引きこもり脱出を手伝うことで物資提供の約束を取り付けたノゾミ。

不本意ながら生活環境の改善と元に戻る方法を探すためには協力体制を敷いたほうがいいとの判断である。

この部屋において、まず最初に手を付けたいものと言えばゴミ出しだろう。

身を隠すのに都合がいい面はあったが、今となっては無い方がいい。

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(「小さいノゾミと大きなユメ」5話より)

一掃できれば見違える快適な部屋へと変わるはずだ。

足の踏み場もないほどの量のゴミが片付くにはしばらく時間が必要だろうけれど。

一体どれくらいの期間溜め込んでいたのか、もしかしたらこの1年外出したことすらないのではとも思われたが、意外と短かった。

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(「小さいノゾミと大きなユメ」5話より)

それでも大家さんとの遭遇にショックを受けて閉じこもるには長過ぎる期間だ。

よりによってゴミ捨て場は敷地の一番遠い位置にあるのが厳しいところだが、リハビリには都合がいいだろう。

あまり人が通らなそうというのはこの際影響ないのかな。

極度の対人恐怖症の彼女でも、動物は別らしい。

むしろ猫好きか? 

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(「小さいノゾミと大きなユメ」5話より)

この人懐っこさ?を普段からもう少し出せていればね。

とりあえずハードルは低く、週一でもゴミ捨てできるようになれば部屋も変わっていくはず。

今までがひどいから少しずつでも効果はあるだろうし、キャラ的にもチョロいのでノゾミの手綱にかかっている。

 

単行本1巻は10月23日に発売決定!

アニメ化の決定している「おちこぼれフルーツタルト」の4巻も同時期に刊行される。

 

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