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2019年8月に読んだおすすめ漫画まとめ

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2019年8月に読んだ中で、おすすめの漫画をいくつか紹介する。 

今月は購入点数は少なめだったものの、とても充実していた印象。

注目作は、沼に引き込まれそうな「チェンソーマン」とクライマックスを迎えた「僕と君の大切な話」。

 

前回はこちら。 

「サマータイムレンダ」7巻(田中靖規)

人口数百人の島で起こる怪現象「影の病」。

姿と記憶をコピーした何者かが住人と入れ替わっていくSFサスペンス。

ハイネと四本腕の影の手から逃れた慎平とウシオは再びループし、南雲たちの前に立つ。

「サマータイムレンダ」(田中靖規)7巻より、ウシオの記憶を受け入れる南雲竜之介
(「サマータイムレンダ」7巻より)

ハイネとの邂逅で敵にループの存在を知られたものの、その代わり南雲の信頼を得ることに成功する。

ウシオの、自分の記憶を見せる能力、これを使えるのは大きい。

情報の共有によって協力者を増やすことが可能になる反面、影への恐怖を生むことにもなるので相手を選ぶ必要はあるだろう。

次からは敵も先手を狙ってくるはずで、より緊迫した戦いが予想される。

「チェンソーマン」3巻(藤本タツキ)

半人半魔の少年が、かつて世界を震撼させた「銃の悪魔」との戦いに身を投じていくアクションファンタジー。 

3巻は、ホテルに立て籠もる悪魔によって無限回廊と化したフロアに閉じ込められた姫野・早川隊。

相手は解放の条件としてデンジの心臓を要求してきた。

「チェンソーマン」(藤本タツキ)3巻より、永久機関の完成?
(「チェンソーマン」3巻より) 

どうやらチェンソーの悪魔の過去を知っているようで…

そこに「銃の悪魔」と対抗するための秘密があるのだろうか?

4課集合からの急展開に続きが気になりすぎる。

「図書館の大魔術師」3巻(泉光)

大陸の中心にある本の都アフツァックで、カフナ(司書)になる事を夢見る少年シオの冒険を描くファンタジー。

司書試験も残るは面接と実技の二つ。

特に、チームに分かれて課題に取り組む実技試験は難関のようだ。

シオは、今回の表紙にも出てくる猫耳の少女オウガと優等生のナチカとの三人で挑むことになった。

「図書館の大魔術師」(泉光)3巻より、シオたちの実技試験の課題
(「図書館の大魔術師」3巻より)

わずかな手がかりを元に、本が作られた年代と内容を答えるもの。 

膨大な書架の中から必要な資料を選択し、仲間と協力して最小限の時間で正解にたどり着かなくてはならない。

それを即席のチームで実行するのである。

厳しい条件だが、これらは実際の仕事に近いものと言えるだろう。

この三人が司書として再会するところを見てみたい。

「味噌汁でカンパイ!」8巻(笹乃さい)

父子家庭で一人の時間が多かった中学生・善一郎と、毎日朝ごはんを作りに来るようになった隣の幼なじみ・八重の味噌汁生活。

八重が通うようになってから1年ほどが経ち、二人はもうすぐ3年生になる。

進路希望調査もあって将来のことも考え始める時期なのだが…

「味噌汁でカンパイ!」(笹乃さい)8巻より、あたしは善に作ってあげたいんだもん
(「味噌汁でカンパイ!」8巻より)

味噌汁への興味もプライベートの、というより善専用であると。

そりゃお母さんもこんな顔になるわ。

そんな折、善の父の会社で商品開発の仕事を1日だけお手伝いすることになるのだった。

参考になるかはともかくとして、父の仕事ぶりを知れるのはいい機会。

「ふらいんぐうぃっち」8巻(石塚千尋)

親戚のいる青森に引っ越してきた新米魔女の修行の日々。

8巻は、マナの属性「ここのつ」を判別してもらうため、下北半島に住む魔法使いの江丹雲を訪ねる真琴たち。

9つの属性のうち自分の得意なものが分かれば、修行の進め方にも役に立つだろう。

普通は基本の6種のどれかで、稀にそれ以外の適性が出るらしい。

「ふらいんぐうぃっち」(石塚千尋)8巻より、真琴特製の影のグラスで酒がうまい
(「ふらいんぐうぃっち」8巻より) 

結果はかなりのレア属性で、新種の魔法や物作りに適した「創造の魔女」とも言われる属性だった。 

姉の茜もまたレアな属性なのでこれは血なのかな。

そしてその才能を最も喜んだのは他ならぬ姉だった。

しかし魔女はどのくらいの人数がいることになっているのだろうか。

「僕と君の大切な話」6巻(ろびこ)

クールなメガネ男子の東くんと彼に恋する相沢さんによるトーキング・ラブコメディ。

6巻は、風邪を引いた東くんのお見舞いや初デートが実現。

駅のホームでの相沢さんの告白から半年、少しずつ育んできた二人の関係に転機がやってくるのか?

「僕と君の大切な話」(ろびこ)6巻より、はまりんの恋愛相談in東くんち
(「僕と君の大切な話」6巻より)

メガネをしてない東くんや初めてのお宅訪問に興奮しきりの相沢さんだったが、はまりんの恋愛相談を口実に再訪問するところなどしっかりしている。

「愚かな天使は悪魔と踊る」7巻(アズマサワヨシ)

天界に押され気味の魔族たちの士気を高めるため、魔界のアイドルとなる人材を探しに来た阿久津雅虎。

人間界でスカウトした相手は、本物の天使であった。

リリーの兄の登場で、彼女が天界で置かれている立場が垣間見えると共に、その”野望”の相手が明らかになりつつある。

その点も含めて悪魔側の戦女神として最適な人材と言えるのかもしれない。

「愚かな天使は悪魔と踊る」(アズマサワヨシ)7巻より、猫耳が生えた天音リリー
(「愚かな天使は悪魔と踊る」7巻より) 

リリーが羽根なしなのも、覚醒の余地を残していたり?

以前の彼女は強い者を使役することで力を示そうとしていたけれど、彼女自身が強くなるのは不可欠だろうね。

猫化する呪いを受けている場合ではないぞ。

これはこれでかわいいけど。

電撃コミックスNEXT 『愚かな天使は悪魔と踊る』 PV - YouTube

PVも出来てた。

「乙女怪獣キャラメリゼ」3巻(蒼木スピカ)

感情の高ぶりで怪獣化してしまう女の子を描くラブコメディ。

3巻は、新学期のクラス替えで「らいりー」こと河野来夢が登場。

「乙女怪獣キャラメリゼ」(蒼木スピカ)3巻より、コンプレックスを克服した
(「乙女怪獣キャラメリゼ」3巻より)

彼女は努力の末にコンプレックスを克服し、学校だけでなくSNSでも人気の女の子。

黒絵ともコスメの相談をきっかけに仲良くなるのだが、いつか彼女のような言葉を口にできる日が来るといいね。 

しかも、彼女は生身のままでハルゴンを怯ませる強キャラの持ち主でもあった。

この巻はらいりーのためにあると言っても過言ではないだろう。

「Fate/Grand Order 異端なるセイレム」1巻(大森葵)

人気ゲームFGOの1.5部の各エピソードを、複数の出版社で同時コミカライズ。

一迅社のComic REXでは、そのうち第4章『禁忌降臨庭園セイレム -異端なるセイレム-』を連載している。

「Fate/Grand Order 異端なるセイレム」」(大森葵)1巻より、セイレムへ向かうメンバー
(「「Fate/Grand Order 異端なるセイレム」」1巻より)

アメリカの東海岸で、半径7kmほどの暗黒空間が突如として現れた。

5万人以上もの住民の痕跡が消え、外部からの侵入も拒まれているという。

その中心部にあるのは港町セイレム。

魔女裁判の歴史で知られている土地だが、そこで何が起きているのかを探るため立香たちカルデアのメンバーが旅立つことになった。

前月に1巻が出た3章の「英霊剣豪七番勝負」がバトル物であったのに対し、こちらはミステリー仕立ての始まり方。

どちらも女主人公なのが気に入っている。 

【8月27日発売】『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム』公式コミカライズ1巻発売記念PV - YouTube

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