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「【推しの子】」5話(赤坂アカ、横槍メンゴ)初のドラマ撮影中に見出されたのは…

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)5話より、カメラが相手なら得意分野

「【推しの子】」は赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による漫画作品。

週刊ヤングジャンプで2020年4月より連載を開始した。

 

前回はこちら。

[第5話] 【推しの子】 - 赤坂アカ×横槍メンゴ | となりのヤングジャンプ

最初の数話は試し読みもできる。

みんなでドラマの撮影に

B小町の販促イベントでのライブに参戦した双子たちが目撃されてから1年ほどが過ぎた。

驚異的な赤ちゃんとそれに反応するアイドルたちの動画はネットでバズり、アイも注目されることとなるが、活動環境に変化はあったのだろうか。

実際のところ、これをきっかけにブレイクとまではいかなかったものの、少しずつ仕事は増えているようだ。

この日も、ヒロインのクラスメイト役を貰い、初めてのドラマ撮影にやって来た。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)5話より、出演者にかわいがられる双子
(「【推しの子】」5話より) 

相変わらず赤ん坊としての特権を満喫している妹のルビーと比べ、いまだ割り切れていない様子のアクア。

この分だとママのおっぱいも吸わないまま終わることになるだろう。

不器用な生き方だが、そんな彼だからこその強みも生まれるかもしれない。

監督の五反田は、厳しそうな外見に反して柔軟な考え方をしており、子連れでの現場入りや嘘みたいに饒舌な赤ん坊を受け入れる器の持ち主。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)5話より、めちゃくちゃ喋る赤子
(「【推しの子】」5話より) 

こんなの異常事態だろと思われるのだが、「時代だなぁ」の一言で済ますゆるい所がある。

むしろ面白い奴と気に入られたようだ。

確かに被写体として放っておけないのは分かる。

冒頭のインタビューでも孫みたいなもんと答えているので、長い付き合いになるのだろう。

ここでアクアの方は俳優への道に進む可能性が出てくるのかな。

何らかの理由で実際のデビューは後になるのかもしれないが。

マネージャーの子供という設定とは言え、あまり有名になりすぎるとアイの長期休養との関係を疑われることにもなりかねない危険性はある。 

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)5話より、アイに仕事を振る条件
(「【推しの子】」5話より) 

その代わり、アイの進化に強力な後押しをするポジションに収まりそう。

監督と直接仕事の交渉をする1歳児。 

早くも親子初共演が実現するのか、またはこれが15年後に日の目を見る作品になるのかどうか。 

 

単行本1巻は2020年7月17日発売!

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