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「【推しの子】」8話(赤坂アカ、横槍メンゴ)人生を変えた出会い

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)8話より、子供たちにまだ愛してるって言った事がない

「【推しの子】」は赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による漫画作品。

週刊ヤングジャンプで2020年4月より連載を開始した。

 

前回はこちら。

[第8話] 【推しの子】 - 赤坂アカ×横槍メンゴ | となりのヤングジャンプ

期間限定で試し読みもできる。

双子の父親は誰?

押しも押されもしない人気アイドルとなった星野アイは、そのキャリアに於いてピークを迎えつつあった。 

彼女は間もなく二十歳になる。

同時にドームでのコンサートも控えていて、引っ越しもしたばかり。

親代わりの斉藤社長がご機嫌なのもうなずける。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)8話より、新居祝いでご機嫌な社長
 (「【推しの子】」8話より)

双子たちは幼稚園の年長組の時に転園をする事になるはずだが、この引っ越しとは別のものだろうか?

全く違う土地へ移ったのか、何者かから隠すために余所へ通わせたのかどうか。

冒頭のインタビューでの斉藤社長の言葉が気にかかる。

この年、彼らにとって重大な事件が起こったようだ。

きっかけは子供たちが父親についての話をしている所を見てしまったこと。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)8話より、処女受胎に決まってるでしょ
 (「【推しの子】」8話より)

もちろんアクアもルビーも父親を求めているわけではない。

むしろ知らなくて済むのなら、その方がいいとすら思っているだろう。

大好きな母親がいて、斉藤夫妻という家族もいる。

今の生活を続けていくことが彼らの望みであるはずだ。

それでも、アイはそんな子供たちを不憫に思ってしまったのかもしれない。

親から愛されず、誰かを愛せるようになりたいと願っていた彼女なので、自分と同じようにさせたくないと考えたのだろうか。

今回のエピソードでは、斉藤社長がアイをスカウトした頃の様子が描かれる。

後に、「嘘はとびきりの愛なんだよ?」と彼女に言わせることになったきっかけとは?

人生を変えることになった出会いを経て、夢だった舞台に臨もうとしているまさにその時、アイの周囲に何が起こったのか。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)8話より、アイを訪ねてきた男
 (「【推しの子】」8話より)

しばらく身を潜めていたストーカー男が再び姿を現した。

 彼女の身に危険が迫る。

 

単行本1巻は2020年7月17日発売!

 

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