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「BURN THE WITCH」1話(久保帯人)リバース・ロンドンの魔女再び! ドラゴン憑きの少年が波乱を起こす?

「BURN THE WITCH」(久保帯人)1話扉絵

「BURN THE WITCH」は久保帯人による漫画作品。

2018年7月に週刊少年ジャンプで創刊50周年記念企画の一つとして読切掲載され、2020年8月よりシリーズ連載を開始した。

全4回になるとのこと。

 

『BLEACH』の久保帯人、全世界待望の最新作!!

2018年に圧倒的反響を呼んだ最新読切が待望のシリーズ連載化!! 魔女たちが、今再びリバース・ロンドンを飛ぶ!! 全4話シリーズ連載開始!!

「BURN THE WITCH」1話 ―WITCHES BLOW A NEW PIPE― より)

 

前回はこちら。 

 

2020年10月にはアニメ版の劇場公開&世界同日配信を予定している。

アニメ『BURN THE WITCH』ティザーPV - YouTube 

監督:川野達朗、制作:teamヤマヒツヂ(スタジオコロリド)、キャスト:山田唯菜(新橋のえる)、田野アサミ(ニニー・スパンコール)他

裏ロンドンの魔女とドラゴン憑きの少年

サウス・ブラクストンで起きたダークドラゴンの襲撃事件からおよそ一ヶ月後。

リバース・ロンドンにある自然ドラゴン保護管理機関「ウイング・バインド」に所属する新橋のえるとニニー・スパンコールの二人は、いつものように任務に励んでいた。

「BURN THE WITCH」(久保帯人)1話より、遅刻してきたニニー
(「BURN THE WITCH」1話より) 

彼女たちの担当はドラゴンの放牧と収穫で、比較的安全な仕事と言えるようだ。

相変わらずの凸凹コンビだが、それなりに仲良くやっているらしい。

のえる(ニーハ)は報酬のため、ニニーは実績を積むためなので、いずれは別々の道を進むことになるだろうけれど。

もう少しだけ二人の仕事ぶりを見ていたいのだ。

読切版とは逆に、今度はニニーの遅刻&出勤シーンから始まっていく。

「パンツ見せて」が口癖だった少年バルゴは隊の保護下にあり、愛犬のオスシちゃんも同様である。

「BURN THE WITCH」(久保帯人)1話より、暴走するオスシちゃん
(「BURN THE WITCH」1話より) 

本来ならダークドラゴン及びそれに接した一般市民は処分されるはずなのだが、一定の許容量を超えて「ドラゴン憑き」にまで進んだ場合、人ではなくドラゴンとして扱われるという。

当分の間は様子見ということなんだろうね。

オスシちゃんはバルゴとセットまたは運命共同体となるか。

今シリーズでは彼らの処遇を巡ってのひと騒動が描かれていきそう。 

「BURN THE WITCH」(久保帯人)1話より、出撃するのえるとニニー
(「BURN THE WITCH」1話より) 

「戦術隊」「笛吹き隊」を始め、機関を構成する他の隊の存在も明らかになり、本当に全4話で終わるのかという気になってくるが、できれば不定期のシリーズとして続けて欲しいものだ。

ニニーの卒業までとは言わないが、節目ごとの二人の活躍を見てみたい。

昇格して戦術隊に入るためダークドラゴン退治に張り切るニニーと、余計なことはしたくないけれどやる時はやるのえる。

温度差を抱えつつ息の合った彼女たちの戦いが楽しみだ。

「BURN THE WITCH」(久保帯人)1話より、バルゴたちを救出
(「BURN THE WITCH」1話より) 

連載開始と同時に新たな動画も公開された。

一つ目は漫画版、二つ目はアニメ版で、どちらもかっこいい。

久保帯人最新作『BURN THE WITCH』シリーズ連載開始記念PV - YouTube

 

アニメ『BURN THE WITCH』本PV① - YouTube

2020年10月2日にプライムビデオなどで配信も始まるが、そちらは特別編集版になるとのこと。

劇場で観られるのは唯一のものなので、これは足を運ばざるを得ないだろうね。

 

単行本1巻は2020年10月2日発売に決定。劇場公開・サブスク配信と同日である。

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