「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。
2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。
18話は、さらわれたすずを追う祭里たち。
『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作！
不思議な妖怪「妖（あやかし）」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...？ 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ！
（あらすじ：「あやかしトライアングル」（矢吹健太朗）より）
前回はこちら。
人妖にさらわれたすず
異魂が進化して力を得た人妖・日喰想介（ひのじき そうすけ）にさらわれたすず。
相手は彼女の妖巫女の力を取り入れるために喰らうつもりらしい。
絶体絶命のピンチである。
廃墟になった元リゾートホテルに連れ込まれたものの、危害を加えられるでもなく放置されていた。
それは、彼女がまだ恐怖と絶望に染まっていないからなのらしい。
能力に由来する食いしん坊キャラと、祭里に対する信頼がそうさせているのだけど、こんな場面で役に立つとはね。
ただその分、わかりやすい。
どうしたら最高に絶望させられるのか。
助けに来た祭里たちが、日喰の手によってやられてしまったらどんな反応をするだろうか。
この絶望させてから喰らいたいというのが、美味であるという理由だけなのならば随分と余裕のある態度に思える。
外部には妖巫女の力を手に入れたいと考える妖も多そうだけれど、小美呼市周辺の勢力は脅威と感じていないのだろうね。
以前、完全な人妖になる前の段階ではシロガネと引き分けていたようだし。
そうなると祭里たちには荷が重い相手である。
すずの力によって日喰を食い止めることが出来るのか、あるいは祭里をサポートする形で強化できたりすることを期待したいところだけど。
日喰の従える妖たちに囲まれた中、戦いを引きける二ノ曲先輩がかっこよかった。
