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「小さいノゾミと大きなユメ」18話(浜弓場双)大きいノゾミの言葉に深まる謎

「小さいノゾミと大きなユメ」(浜弓場双)18話より、神社の猫と戯れる大きいノゾミ

「小さいノゾミと大きなユメ」は浜弓場双(はまゆみば そう)による漫画作品。

月刊モーニング・ツーで2019年5月より連載を開始した。

18話は、ユメに会った大きいノゾミの言葉に謎は深まる。

 

前回はこちら。

目を覚ますと身長12cmの体になっていた女子高生・小岩望実(こいわ のぞみ)が命からがらたどり着いたのは、ひきこもニートの大久保由芽(おおくぼ ゆめ)が住むアパートの一室。通称 "大きいノゾミ" がノゾミと同姓同名を名乗ったことで謎は深まるばかり…!?

(「前回までのあらすじ:小さいノゾミと大きなユメ」より)

「おちこぼれフルーツタルト」のアニメも開始した。

大きいノゾミも同じ名前!?

大きいノゾミの後を尾行して、ついに接触することに成功したユメ。 

彼女からこびと関係の情報につながる話を聞ければ上出来だと考えていた。

むしろ直接話しかけられるかどうかが大きな壁なのである。 

「小さいノゾミと大きなユメ」(浜弓場双)18話より、大きいノゾミの名前に驚くナエたち
(「小さいノゾミと大きなユメ」18話より) 

ところが、予想外に大きな収穫を得てしまったのだ。

小岩望美(こいわ のぞみ)はノゾミの本名であり、それを大きいノゾミが名乗るということは、ユメの部屋にいるノゾミは一体誰なのか? 

家族や親類なら協力して解決への道も開けたかも知れないが、同じ名前ならどちらかは偽物なのである。

本来ならそのことも考慮して慎重に行動したい所だけれど、本人たちにしてみればそんな現実離れした事態を受け入れるのも大変だろう。

今後どうすればいいのかちょっと思いつかない。

「小さいノゾミと大きなユメ」(浜弓場双)18話より、ツンデレノゾミ
(「小さいノゾミと大きなユメ」18話より) 

まずは頑張ったユメを褒めてあげるのが第一かな?

ノゾミからの言葉が一番のご褒美になるだろうし、久々のツンデレノゾミに悶絶してしまうかも。 

そしてこれからの作戦を考えなければならない。

いずれは大きいナエこと中野苗(なかの なえ)を名乗る小学生も登場するのではないのか。

そのとき同じように接触を図っていいものかどうか。

裏山の神社にしか手掛かりがなかった頃に比べれば、選択肢は増えている分いくらかましなのかもしれない。

「小さいノゾミと大きなユメ」(浜弓場双)18話より、ユメの部屋に侵入者の跡
(「小さいノゾミと大きなユメ」18話より) 

そんな中、大仕事を終えて帰宅したユメが見たものは… 

大きいノゾミもずいぶん行動が早いね。

この状況だと警察に届けないわけにもいかないと思うのだけれどどうなるだろう。

近隣の住民が物音を聞いていそうだし、大家さんの耳に入るのも時間の問題かな。

これはもうユメのキャパを超えているのでは。

大きいノゾミの呟いた「どんなこびとに会ったのかな…?」の言葉から、二人の他にもこびとが存在している可能性が浮上してきたぞ?

 

完結の単行本3巻は2021年3月23日発売! 

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