「小さいノゾミと大きなユメ」は浜弓場双(はまゆみば そう)による漫画作品。
月刊モーニング・ツーで2019年5月より連載を開始した。
19話は、帰宅したユメは荒らされた部屋を目の当たりにして…
前回はこちら。
目を覚ますと身長12cmの体になっていた女子高生・小岩望実(こいわ のぞみ)が命からがらたどり着いたのは、ひきこもニートの大久保由芽(おおくぼ ゆめ)が住むアパートの一室。通称 "大きいノゾミ" との接触を果たしたユメが帰宅すると、ノゾミが攫われていて!?
(「前回までのあらすじ:小さいノゾミと大きなユメ」より)
攫われたノゾミを追って
大きいノゾミに接触した晩に、ユメのアパートに侵入者が現れた。
窓ガラスを強引に割っての大胆な犯行である。
狙いは留守番をしていたノゾミたちこびとで、ナエは上手く隠れたか認知されていなかったかで難を逃れたようだ。
今まで外でしか手を出してこなかった猫たちが強硬手段をとるということは、大きいノゾミに直接たどり着いたことを警戒されたのだろうか。
それとも初めから時期を狙っていたのだろうか。
この日は満月に近い形の月が昇っており、何らかの儀式をするには適しているように思える。
ノゾミたちがアパートへ来て初めての満月かな?
攫われたノゾミを助けるため、ナエが囮になることを申し出たのだった。
行き先はだいたい想像が付くのだけどね。
ユメが猫の後を追えるとはとても思えないので、目的地が分かっているのは助かるのである。
ノゾミたちの最初の記憶にある神社の境内で、今度は一体何が行われようとしているのか。
こびとたちは何のために現れたのか、今回の事件で謎が明らかになるだろうか。
大きいノゾミが 黒幕だったとして、それに対するこびとたちの数が多いのは気になるのだ。
行方不明者でなければ本人の姿を似せた別の何かということになりそうで。
それよりも解決しちゃったら話終わっちゃわない?
まだまだそう簡単にはいかないで欲しいね。