「とんがり帽子のアトリエ」は白浜鴎による漫画作品。
月刊モーニング・ツーで2016年7月より連載を開始した。
46話は、銀夜祭へ参加するためキーフリーたちはついにアトリエを出発する。
前回はこちら。
魔法使いの祭り「銀夜祭」への出店を手伝うことになり、タータと行動を共にするココはけがで自由に動けないクスタスに再会する。ココとタータが作った空を飛ぶことにできる魔法器のおかげで動けるようになったクスタスは、育ての親であるダグダと旅に出るが、出発前にダグダが瀕死の重傷を負ってしまう。絶望の中ダグダを助けたのは、魔法で傷を癒やす「本物の魔法使い」だった。
(「前回までのあらすじ:とんがり帽子のアトリエ」より)
特装版のおまけのカレンダー、見本が届きました!デザインはおなじみサバデザイン@SDesign66さん、全イラスト描き下ろし、キャラクターの誕生日初公開です。日付部分を切り取ってイラストだけで飾れるミシン目つき!印刷は中身まで全部キラキラで凝ってます、凄い…!#Δ帽子 pic.twitter.com/LYIU6xOkgE
— とんがり帽子のアトリエ8巻12/23🎄白浜鴎 (@shirahamakamome) November 21, 2020
単行本8巻の特装版は2021年のカレンダー付き。
銀夜祭へ向けアトリエを出発
クスタスたちがカルンの町を去った後、病院にはルルシィが訪れていた。
歩く魔法の椅子は魔警団経由で提供されていたものらしい。
そしてどうやら彼女はこれまでも様子を見に来ていたようだ。
仕事の範囲内かもしれないが、銀夜祭が近付く多忙の最中に思わぬ面倒見の良さである。
つばあり帽の関与が疑われる階段川の事故の関係者というのも大きいだろうけれど。
そこで彼女は異例とも言える椅子の返却を看護師より受けるのだった。
しかも怪我が治っているわけでもないのだから、不思議に思わないはずはない。
このことで彼女がクスタスの行方を気にかけてくれれば、その後の様子が伝わってくるのかも。
これからつばあり帽が狙うのは銀夜祭の開催される島都エズレストが濃厚で、そんな賑わう街を吟遊詩人のダグダとクスタスも放って置かないだろう。
再会の日はそう遠くないのかもしれない。
禁止魔法の誘惑に負けていないといいのだけどね。
一方のキーフリーと弟子たちはエズレストへ向かう道中にあった。
街道を馬車で数日かけての旅路となるようだ。
アトリエと行き来する主要な場所へは扉窓を使う方法も考えられるが、今回はあえての陸路の選択。
第二の試験を終えたココたちの次なる学びのための予行練習の意味合いもあるらしい。
今後はより実践的な授業が増えていくのだろうね。
人前でも魔法を使う許しが出たということで、勉強の場が外の世界に広がることになりそう。
以前オルーギオと同行していたハイハートとジュジーみたいな感じかな。
彼らの暮らすゾザの未知なる部分が明かされていくのが楽しみだ。
銀夜祭の天幕を楽しみにしていたテティアやリチェは、自ら制作した魔法器を出品する模様。
二人とも蛇の背洞窟での経験を元にした彼女たちらしいアイデアで確かな成長を感じさせる。
特にリチェが人との繋がりを大事に思えるようになったのは大きいね。
ココやアガットはどんなのを用意しているのだろうか。