午前3時の太陽

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究極っぽい質問「人はアルバム3枚のみで生きられるか」

地獄のミサワ、究極の選択
jigokuno.com/

 

こー(@koh_izuremo)さんの企画がおもしろそうだったので乗っかってみる。

 

アナタが最高すぎると思うアルバムを3枚挙げて下さい。この先の人生でその3枚のアルバムしか聴けないのと、その3枚のアルバムのみ聴けないのとどちらかを選ばないといけないとしたら、どちらを選びますか? 

(「人はアルバム3枚のみで生きられるか? - いずれも。」) 

 

うん、究極っぽい。

昔から「無人島に持っていくなら」とかいう表現があって僕も考えてみたりしたことがあるけど、1枚じゃなくて3枚なところが選びやすい。

だけど次が問題。

 

この先の人生でその3枚とそれ以外とどちらを選ぶか。

 

これはきびしい。

まずは3枚選んでみる。

「Peace Beyond Passion」

 

一番好きなベーシストであるミシェル・ンデゲオチェロ(Me'Shelle Ndegéocello)の2枚目のアルバム。

前作のファンキーな曲調から一転、落ち着いた雰囲気。

第一印象よりも繰り返し聴いているうちに次第に染み込んでくる。

ジャケットは青空みたいな色だけど、夜に聴きたい音楽かな。

ロックのグラスを片手に。

ちなみに僕は焼酎お湯割り派。

 

Me'Shell NdegéOcello - Who Is He And What Is He To You - YouTube

「Waltz for Debby」

 

ジャズを聴き始めたのは18歳の時。

最初に買ったのはジム・ホールとロン・カーターのデュオ「Alone Together」。

ギターとベースだけの珍しい組み合わせ。

次がマイルス・デイビスの「Cookin'」

My Funny Valentine 大好き。

そしてこれ。

以来、ビル・エヴァンスのアルバムを片っ端から買い集めた。

どの時期もいいけど、結局これに戻ってくる。

 


Bill Evans - My Foolish Heart (Live) - YouTube

「リラからの風」

 

高校生の時に、ジャケ買い(いまや死語か)したアルバム。

オリガはロシアからのホームステイ中に音楽活動が注目され日本でそのまデビューすることになった人。

言葉はわからないけど神秘的な響きと透明感のある歌声に惹かれる。

自主休校した日の雨あがりの午後、図書館で日本の四季の写真集をながめながら聴いた事を思い出す。 

 


Origa - lirika (Орига - Лирика) - YouTube

これは収録曲ではないけど雰囲気が近い。

どちらを選ぶのか

これね、選べないよね。

でもそれでも選ぶとするなら、この3枚の方を選びたい。

いや、うん。

視野の狭かった当時から少しずつ聴けるジャンルも広がって、いまではジャズもクラシックもボカロも落語もロックもありとあら ゆるものを詰め込んで、どこでも持ち運べるようになったけど、ここまで何度も何度も聴き込んだものって最近ではないんじゃないかな。

あとがき

数年前に都内某所で見つけたPOPだけど、すごくわかる。

実際はそうもいかないけれど気持ち的にはこんな感じだ。

ビル・エヴァンスのピアノが好きです

 

No Music No Life

ちょっと意識して1曲1曲大事に聴いていこう。

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