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「ゾンヴィガーナ」(北屋けけ)キュートなゾンビっ娘と博士のラブコメ新連載がゲッサンで開始。

「ゾンヴィガーナ」(北屋けけ)扉絵より、はかせとマギィ

「ゾンヴィガーナ」は北屋けけによる漫画作品。

ゲッサン2018年1月号より連載を開始した。

作者にとってはこれが初の連載とのこと。

世界中がゾンビだらけになった時代、街から街へと旅を続ける謎の二人組がいた。

ゾンビが蔓延る世界。
“はかせ”と呼ばれる少年ナトは謎の力を持つ少女マギィと旅をする。

彼の目的は、そしてマギィの正体は…!?
ちょっぴりダークでとびきりキュートなラブコメファンタジー開幕!!

(「ゾンヴィガーナ(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)」より)

謎の博士と助手

ゾンビが現れるようになって数十年、世界はまだ滅んでいない。

生き残った人々は、自分たちの手で街や家族を守らなければならないため、余所者への警戒心はかなり強い。

そんな時代に、まだ若い二人組が旅を続けているのはなぜなのか。

この物語は、彼らが一晩の宿を求めるところから始まる。

「ゾンヴィガーナ」(北屋けけ)1話より、博士とマギィ
(「ゾンヴィガーナ」1話より)

少年の名前はナト、ローブを纏った怪しい助手を連れている。

ずいぶんと仲がよさそうな様子。

一見子供のような姿に、過酷な旅を耐えられるか疑問を抱かれるのは仕方のないことだ。

当然、宿の主人も彼らを怪しみ宿泊を断るのだった。

ゾンビを狩る者

この街も例外なくゾンビの襲撃に悩まされていて、広場前の大きな柵で侵入を防いでいるのだが、いつ突破されるかもわからない。

ここにかれらの交渉の余地がある。

久々のベッドで眠れる貴重な機会を、逃す手はない。

ゾンビ退治と引き換えに宿泊の約束を取り付け、広場へ向かう。

「ゾンヴィガーナ」(北屋けけ)1話より、博士の縫合術
(「ゾンヴィガーナ」1話より)

彼らの正体は、少女マギィによると縫合糸(赤い糸)で繋がっている仲らしい。

確かに赤そうではあるね。 

神速の縫合術とゾンビの群れを物ともしない戦闘能力。

彼女とその他のゾンビとの違いはどこにあるのか。 

見た目の特徴といえば頭に刺さってるやつだが、それが彼女が理性(と言っていいのか)を保っている原因ぽい。 

「ゾンヴィガーナ」(北屋けけ)1話より、戦うマギィ
(「ゾンヴィガーナ」1話より)

縫合術で復活できるのが彼女だからなのか他のゾンビでも可能であるのかはまだ謎である。 

旅を続けている理由が、彼女を人間に戻す方法を探すためだったりすのかな?

本来なら死んでいるはずの傷を負っているので、それだと寂しいことになるか。

一処にとどまらないことで一緒にいることができるかもしれないね。

「ゾンヴィガーナ」(北屋けけ)1話より、お礼はホテルできっちり
(「ゾンヴィガーナ」1話より)

報酬はホテルでね。(意味深)

あとがき

ゾンビのくせにいい笑顔をするよね。

博士の前限定だけれど。

先月から始まったムスブさんと言い、新連載が好きな感じなのでうれしいな。

ゲッサンはおすすめです。

 

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