午前3時の太陽

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「ミニミニ大作戦」トリノの街を駆け抜けるほのぼのカーチェイス

映画「ミニミニ大作戦」1969

 

ミニミニ大作戦は1969年公開のほのぼのカーアクション映画。

トリノの街をミニが駆け抜ける。

 

あらすじ

ロンドンの刑務所で2年間の服役を終えたチャーリーが友人のベッカーマンを訪ねると、彼はすでに事故で亡くなっていた。

イタリアからの400万ドルの金塊強奪作戦を計画していた友人は、それを知ったマフィアに命を狙われたのだ。

 

危機を感じた友人は、チャーリーにその詳細を説明したビデオメッセージを残していた。

刑務所のボス、ブリッジャーの協力の下、チャーリーは作戦実行の計画を練り始める。

予告編動画


The Italian Job (1969) - Trailer - YouTube

 

運ばれる金塊400万ドル

ベッカーマンが狙っていたのは、中国からフィアット社に運ばれてくる金塊、時価400万ドル。

北京近郊に建設中の自動車工場への支払いだ。

警護は厳重だが、輸送日の前日にはイギリスとイタリアのサッカーの代表試合があり、交通麻痺による混乱に乗じて奪おうという計画だった。

 

登場人物の魅力

チャーリーとローナ

本作はぜひ吹替版で観てほしい。

チャーリー役の広川太一郎とローナ役の小原乃梨子のやりとりが楽しいのだ。

 

広川太一郎は広川節と呼ばれる独特の言い回しで、「お熱いのがお好き」のトニー・カーティスを始め、ロバート・レッドフォードやジェームス・ボンド役のロジャー・ムーアの吹替を行っている。

一方、小原乃梨子はタイムボカンシリーズのドロンジョ役や、ドラえもんののび太役で知られている。

 

本作での初登場時のセリフ、「オバハンが泣くやらジャリが騒ぐやらでしょ。」にはびっくりした。

この二人はルパンと峰不二子と比較されることもある。

 

「どこに行っていたか聞いてくれたっていいじゃんか。」

「パクられていたんじゃんか。」

「そうカリカリすんなって。これが初めてじゃあるめえしさ。」

「わたしがしゃべると思う?」「ああ、思うぜ。」

 

ブリッジャー

チャーリーがいた刑務所に服役中のイギリスマフィアのボス。

囚人でありながら、その権力は所長ですら及ばない。

優雅に個室で新聞を読み、専用のトイレを持ち、執事まで付いている。

看守たちはさながら部下のよう。

本作での名言は、

 

「盗むばかりが人生ではない。覚えておくように。」

 

ピーチ教授

監視カメラの無効化や、信号機の誤作動による交通麻痺での混乱を起こすために技術顧問として雇われたのがピーチ教授。

国で一番のコンピュータの専門家と呼ばれる一方、チャーリーいわく「いささかチンケな癖をお持ち」の憎めないキャラだ。

報酬を提示された時の表情に注目。

 

「僕はでかいのが好きだ」

「山のようで、すごくすごくすごく大きい」

 

ミニの走りっぷり

一番の見所はトリノの街でのミニの走りだろう。

警察ばかりではなくマフィアも敵に回しての逃走劇だ。

狭い街中を、階段を駆け下り、水路を通り抜け、川を渡る。

日本でもその後、車のCMで似たようなシーンが作られた。

 

ミニはシティーハンターでの冴羽獠の愛車だったり、僕も好きな車種だったりする。

都内だと乗る機会なんてないのだけれど。

 

オープニングで登場するランボルギーニや、アストン・マーチンにジャガーなども出てきて、車好きな人は楽しめるんじゃないかな。

あとがき

こういう楽しい吹替はいいな。

普段は字幕ばかりなので、吹替がいい作品はあまり知らないんですよね。

おすすめのものがあれば教えて下さい。

本作はAmazonビデオは字幕のみ、Google PlayとiTunesは吹替版もありでした。

ではまた。

 

 

ブロマイド写真★『ミニミニ大作戦』/ミニクーパーMK-Iとチャーリー(マイケル・ケイン)、ローナ(マーガレット・ブライ)

原題:Italian Job

監督:ピーター・コリンソン

出演:マイケル・ケイン(広川太一郎)

   マーガレット・ブライ(小原乃梨子)

   ノエル・カワード(巌金四郎)

   ベニー・ヒル(小林清志) 

 

 

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