2018年12月20日、ジャンプ+で「RWBY(ルビー)」の漫画版が連載を開始した。
RWBY(ルビー)はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによる3DCGアニメシリーズである。
2012年に公開された1本の動画から始まって、今では世界中で視聴される人気シリーズとなった。
現在の最新エピソードは、Volume 6。
以前も三輪士郎氏によるコミカライズ版がウルトラジャンプで連載され、本編の前日譚が1冊に纏められている。
そして今回は、本編の内容に沿って進んでいくようだ。
ビーコン・アカデミーへの入学
舞台は科学と魔法の発達した世界レムナント。
魂を持たないモンスター、グリムに脅かされていた人々は、自然界の力を凝縮した結晶ダストの発見により、滅亡の危機を乗り越えた。
ダストの力は大きく、それを武器として扱う訓練を受けたハンターによって、世界は平和を保っている。
1話は、主人公ルビー・ローズがハンター養成校の一つであるビーコン・アカデミーへ入学するまでを描く。
本来、彼女はその年齢に達しておらず、2年後の入学を目指して訓練をしていたのだが、首都ヴェイルで起こった事件でダスト強奪犯を撃退した戦いぶりが認められ、姉のヤン・シャオロンと一緒に入学することになるのである。
タイトルのRWBYは、ルビー・ローズをリーダーとするチームの名称。
ビーコン・アカデミーでは、入学後に4年間行動を共にするチーム編成が行われる。
- R:ルビー・ローズ(Ruby Rose)
- W:ワイス・シュニー(Weiss Schnee)
- B:ブレイク・ベラドンナ(Blake Belladonna )
- Y:ヤン・シャオロン(Yang Xiao Long)
4人は今後ルーメイトとして、また実技訓練などでは連携して戦うことも出てくるだろう。
本編の雰囲気としては、2017年にTV放送された際の予告編がわかりやすいと思う。
You Tube版では有志による日本語字幕も表示することができる。
アニメ序盤の魅力はアクションによるものが大きいのだけれど、そのあたりがどう描かれていくのかも注目したい。
あと初期のヤンの予告動画での戦闘シーンとかすごくかっこいいので見て欲しい。
入学したばかりの頃は反発しあっていたルビーとワイスが仲良くなっていくのも見どころ。
ワイスはツンデレお嬢様で一匹狼な部分も持ちつつ、腹黒さも見せてくれるキャラ。
Volume 5以降は素直な場面が多くなるが、この頃のキリッとしたところもいい。
今回の1話を読んだ限りでは、アニメを知らない人には分かりにくいんじゃないかという印象かな。
海外向けの構成になっている上に展開が早く、戸惑う人も多そう。
逆にRWBYクラスタ向けにはスタイリッシュにまとまっていて喜ばれそう。
最新話付近もローマンが懐かしく感じる展開なのもあるしね。
なので新規読者にも長い目で見て欲しいなというところ。
いずれRWBYそのものに興味を持ってくれる人が増えるといいのだけど。
現在、アニメのRWBY本編は公式サイトで視聴できるほか、日本語で観たい場合はプライム・ビデオかdアニメストアでの吹替版などの選択肢がある。