午前3時の太陽

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「空電の姫君」4話(冬目景)ライブでのリベンジなるか?

「空電の姫君」(冬目景)4話より、扉絵(アルタゴの3人)

「空電の姫君」は冬目景による漫画作品。

月刊バーズで2016年より「空電ノイズの姫君」として連載を開始、同誌の休刊に伴い2019年よりイブニングへ移籍した。

4話は、ついに2度目のライブ当日、今度は失敗するわけにはいかない。 

 

前回はこちら。

磨音とアルタゴ、再びライブへ

散々だった初ライブの苦い思い出を払拭するためには、同じ状況でいい思い出に塗り替えるのが一番効果的。

ということで、磨音たちアルタゴのメンバーはリベンジに燃えているのである。

前回でがっかりしたファンがまた来てくれるかと言うと、あまり期待はできないのであるが、それはそれ。

「空電の姫君」(冬目景)4話より、父・拓海に励まされる磨音
(「空電の姫君」4話より)

当日は拓海も千諭も来れないらしく、アウェイ感は高まりそうだ。

むしろ保護者が毎回観に来る方が珍しいか。

先日の磨音のトラウマの件もあるので、父としては駆けつけたいところなのだろうけれど。

親バカだしね。

「空電の姫君」(冬目景)4話より、リハでギターを弾く磨音
(「空電の姫君」4話より)

見返したいのは元ファンだけでなく、トリのバンドDACE(デイス)に対してもそう。

前回そこのギタリストが磨音のことをちょっと気にしていたのだが本人は気付いていないだろう。

新生アルタゴの真の実力を、と行きたいところだったのだけれど、メンバーの体調不良で順番を入れ替えることになった。

ライブハウスの場合、客も目当てのバンドだけ観に来ることが多いために、急な変更は基本NGだと思うのだが、残念な結果かな。

ただし、リハでの磨音の演奏を意識させることはできたようだ。

もう少し知名度が上がってからの直接対決みたいな感じになるのだろうか。 

「空電の姫君」(冬目景)4話より、ギターアクションも必要?
(「空電の姫君」4話より)

磨音も、演奏時のパフォーマンスを気にする余裕が出てきたか?

元々がクラシック・ロック好きなのでいかんせん発想が古いのが難点ではある。

でもまずは音で納得させるところからだね。

 

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