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「お嬢様の僕」1巻(田口ホシノ)世話好き男子高校生が天然お嬢様の専属執事に。

「お嬢様の僕(しもべ)」は田口ホシノによる漫画作品。

マガポケで2017年より連載を開始した。

 

帯の言葉は、「『おはよう』から『おやすみ』まで、お嬢様の全てをお世話します。肌色と背徳感が入り乱れる、主従ラブコメ!」。 

執事の父とメイドの母を持つ主人公の元に、父と母それぞれが仕える家からお嬢様がやってきて…。何も出来ないお嬢様と、やれば出来るがやる気が無いお嬢様との、気の抜けない同居生活が始まる!

「『お嬢様の僕』1巻 - (田口ホシノ)」より)

お嬢様のお世話係

両親の仕事の影響で世話好きに育った少年・近衛養太郎の通う高校へ、本物のお嬢様が転校して来た。

母がメイドをしている西園寺家の娘で、社会勉強のため一般の共学校へ通わせることにしたのだと言う。

同じ年で関係者でもある養太郎に、お世話係の依頼が舞い込んできたとしても不思議はない。

「お嬢様の僕」(田口ホシノ)1巻より、私の全てを任せる仲だ
(「お嬢様の僕」1巻より)

問題は、彼女・西園寺翼の世間知らずなお嬢様ぶりにある。

専属執事の存在にクラスがどよめく中、彼女は一向に気にする様子はない。

前の学校では一人ひとりに専属メイドがついて、身の回りの世話をすることが当たり前だった。

「これから私の全てを任せる仲だ。」は言葉どおりの意味なのだ。

何しろ、彼女は一人で着替えたことすらないらしい。

そのへんを指導するのも養太郎の仕事となる。

「お嬢様の僕」(田口ホシノ)1巻より、お嬢様は着替えができない
(「お嬢様の僕」1巻より)

最終的な目標は、身の回りのことは自分でこなし、一人暮らしをできるようになること。

現時点ではとても想像できない姿だ。

同い年の美少女の何から何までをお世話するというけしからんお仕事も、粗相をすれば社会的死が待っている生殺し状態でもある。

思春期の男子生徒にはつらいところだろうか。

同情の余地はないけどね。 

お嬢様は着替えができない

「お嬢様の僕」(田口ホシノ)1巻より、九条みのり登場
(「お嬢様の僕」1巻より)

さすがに、下着を脱がす以上のことは救済措置が取られた。

父が執事を務める九条家の娘、みのりとそのメイドも同居することになったのである。

彼女とは幼い頃にお世話したこともあり、久し振りの再会。

そこから先はメイドの杉野さんが担当することになるので安心して欲しい。

「お嬢様の僕」(田口ホシノ)1巻より、二人より三人のほうが健全?
(「お嬢様の僕」1巻より)

かくして、超天然のお嬢様(美少女)と、わがままツンデレな幼なじみ(美少女)、Sっ気のある年上メイド(美少女) との生活が始まった。

 

個人的にはツンデレ少女の九条みのりを推したい。

彼女は身の回りのことは一通りできるのだが、翼に対抗してわがままになるところがかわいい。

「お嬢様の僕」(田口ホシノ)1巻より、他の女を着替えさせる所を目撃
(「お嬢様の僕」1巻より)

着替え場面を目撃した時にはこの表情である。

初恋の相手が他の女のお世話をするところを毎日見させられるのは彼女には酷なことだが、めげずに自分の方に振り向かせようとする姿は健気なのだ。 

「お嬢様の僕」(田口ホシノ)1巻より、私の着替えが先でしょ
(「お嬢様の僕」1巻より)

養太郎にとっては仕事が増えて心労が重なる 結果とはなるけれど。

同情の余地はないよね。

 

杉野さんのセリフにもある、「世話の焼ける子ほどかわいいものですよ。」を翼が理解した時にどうなっていくのか。

進歩が見られないようだと西園寺家から物言いが出そうだし、自分でできるようになったら一人暮らしになってしまう。

このへんの葛藤が2巻の見所かな?

彼らの関係に興味津々の委員長も気になる。

 

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