RWBY(ルビー)はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによるアニメシリーズである。
第6話のタイトルは “Alone in the Woods” 。
たどり着いた農家の建物で嵐をやり過ごしたルビーたちは、思いがけない秘密に出会うことに。
Chapter 6: Alone in the Woods
地下室の秘密と老婆の正体
嵐の晩から一夜明け、ルビーたちは再び旅立とうとしていた。
倉庫で発見した荷車をヤンのバイクにつなげて、雪道を抜け出す手筈である。
吹雪は収まったものの、彼女たちは浮かない表情をしている。
このままアトラスへ向かっていいものなのか、レリックを放棄して忘れてしまった方がよくないか、そんな考えがよぎってしまうのだが、どうやらそれだけでもなさそうだ。
明らかに疲れ方がおかしい。
特にワイス…
住人たちが不可解な死を遂げていることと関係もありそうで、一刻も早く離れたほうが賢明なように思えたのだが…。
井戸の底に何者かの気配を感じたルビーは驚いてレリックを落としてしまうのだった。
今回は地下水路の奥に隠されたこの家の謎を解明するとともに、老婆マリーア(Maria Calavera)の正体が明かされる。
果たしてレリックを探す彼女たちが見たものは?
ワイスのコメディ要員的な使われ方は嫌いじゃない。
書斎で見つけた日記を読んでいたマリーアは、この農場が滅んだ原因と思われる記述にたどり着く。
禍々しい異形の生物が描かれたページ。
その咆哮は相手の気力を著しく奪ってしまう。
彼女たちの様子を見れば、近くにいるだけでも徐々に影響が出てくるもののようだ。
そして最後には生きる気力まで失ってしまうのだろう。
武器での攻撃が効きにくいだけでなく、戦う意志すら奪うやっかいな相手だった。
こうなると先日に見せたチームとしての連携も役には立たず、RWBY最大のピンチかとも思われた。
そんな場面でついに謎の老婆マリーアの正体が判明する。
彼女は、ルビーの瞳が銀色であることを知ると、その力の引き出し方を教えてくれるのだ。
ゴーグルで何とか視力を保っているため色を識別することはできないらしく、これまで言及することなく来たのだった。
彼女の経験と知識があれば、ルビーの力をコントロールすることができるかもしれない。
むしろこれから待ち受けているであろうシンダーたちとの戦いで、不可欠な要素であるはずだ。
マリーアが視力を失うことになった原因はなんだろうか。
セイラムたちの動きと関係がある可能性も高いが、ジンの見せてくれた映像では特に反応している描写はなかった。
以前、ヘイゼルらが銀の瞳を持つ者と戦った経験があることを示唆していたけれど、その時点で少数しか残存していない印象でもある。
ルビーの母親サマー・ローズなのか別の相手なのか。
四季の乙女をも瞬間的に凌駕する力も、長期戦や多方向からの攻撃は苦手そうなのでそういう戦い方をしてくるのかな。
そうなるとVolume 4でティリアンが単独で仕掛けてきたのは疑問なのだけれど。
今度はシンダーとニオのコンビとヘイゼルたちと三つ巴になるのかどうかも気になるところ。
あとがき
次回、第7話は、“The Grimm Reaper”。
マリーアの若き日の姿とアーガス編。
FIRST会員は12月9日から。
The Grimm Reaper - RWBY - Rooster Teeth