「小さいノゾミと大きなユメ」は浜弓場双(はまゆみば そう)による漫画作品。
月刊モーニング・ツーで2019年5月より連載を開始した。
10話は、森の中で猫たちに囲まれたノゾミとナエが選んだ作戦とは。
前回はこちら。
目を覚ますと身長12センチの体になっていた女子高生・小岩望実(こいわ のぞみ)が命からがらたどり着いたのは、ひきこもニートの大久保由芽(おおくぼ ゆめ)が住むアパートの一室。小さくなった原因を突き止めるために、自分と同じ境遇の中野苗(なかの なえ)とともに裏山の神社へと向かうノゾミたちを襲うのは――猫!?
(「前回までのあらすじ:小さいノゾミと大きなユメ」より)
浜弓場双氏がモーニング・ツーで連載中の『小さいノゾミと大きなユメ』の公式アカウントが開設!
— 小さいノゾミと大きなユメ/浜弓場 双【公式】 (@nozoyume_info) January 17, 2020
身長12センチの女子高生ノゾミとひきこもニートのユメのコミカルサバイバル、単行本1巻は絶賛発売中です!
1,2話の試し読みはこちらから!https://t.co/hnIrM3uo3O pic.twitter.com/fXFcAzUv9e
今月はTwitterの公式アカウントも解説された。
猫の群れに遭遇する
小人になった手掛かりを探すため、裏山の神社へと向かったノゾミとナエは、その途中、猫の群れに囲まれる。
このあたりを縄張りにしていて、現場に近付くのを阻止しようとしていることは予想されたが、どうやら1匹だけではなかったようだ。
これはやはり統率している者がいると考えてもいいのではないだろうか。
たとえ猫パンチでもこのサイズで受ければただでは済まなそうだ。
ひとまず茂みの中に避難したものの、神社へ向かうのもアパートへ戻るのも厳しい状況。
ノゾミの猫対策の武器も、こう多くては対応しきれない。
タッピーの機動力に期待して一点突破を図るか、それとも…
こういう時ってノゾミを囮にしつつ二手に分かれるような気がするのだけれど、今回はナエの方から囮を志願するのであった。
もっとも、彼女の場合は単独の方が動きやすいのかもしれない。
一概にはどちらが安全かとかは言えなさそうな様子である。
しかし相変わらずこの子の特技はすごいね。
たしかに空からなら神社の場所もすぐに分かりそうだ。
1話の「I can fly」がこんな形で実現するとは。
始まりの場所へ行けば、何かヒントになるようなものが見つかるのではないかとの淡い期待でやってきたノゾミたちであったが、そこは寂れた神社であった。
おそらく訪れる人も絶えたのだろう。
御神木の注連縄が切れていたのも、誰かの仕業ではなく劣化によるものである可能性が出てきた。
ではノゾミと入れ替わっているものの正体は…?
境内に落ちていた手鏡が事件に関わっている秘密なような気もするがどうだろうか。
これが元々ノゾミのものであったなら繋がってくるのだけど。
単行本2巻は、2020年9月25日発売!