「空電ノイズの姫君」は冬目景による漫画作品。
月刊バーズで連載中。
16話は、アルタゴのライブ復帰の日が迫る。
前回はこちら。
ライブ前日
磨音の所属するアルタゴの復活ライブの日が迫ってきた。
彼女にとっては初ライブ。
人前で弾くことさえ稀であった彼女がついにデビューする。
いつもどおりの実力を出せれば問題ないはずだが、意外と気の小さいところもあるのでどうなるか。
活動休止していたバンドの久々の出演ということで、ノルマ分は完売、そこそこ客が入りそうである。
夜祈子はもちろん駆けつける予定だし、拓海も購入した模様。
あてにするなとはいいながら、協力的な父であった。
さすが本作のツンデレ要員。
観に来る時間は取れるのだろうか。
やりくりしてそうではあるが。
磨音の初ライブの日
ライブハウス側にもそれほど期待されているわけではないが、過去の実績から初回の集客はできそうなのか、出演順は最後に回ることに。
スタッフの評価もシビアだ。
かつての人気バンドに対するものとはとても思えない。
それだけチアキの存在は大きかった。
敢えて同じバンド名で活動を続けるのは相当覚悟がいると思われる。
ちょっといいくらいでは納得されないし、批判の方が多いだろう。
下手なことがすでに知られているリズム隊の二人よりも、新メンバーである磨音に集まる注目は大きい。
大丈夫か?
直前に演奏したリハ無しガールズバンドの迫力に圧倒された磨音。
出演の時間が迫る。ピンチか。
あとがき
今回は掲載しているバーズでも表紙。
2巻が近いね。
冬目景 幻冬舎 2018-03-24
抜群のギターテクで奏でる女子高生・磨音と天性の歌声を持つ夜祈子は親友同士。磨音はプロを目指しギターを探している大学生・高瀬と日野に出会い、彼らのバンド「アルタゴ」に加入する。だがバンド活動を始めたことを磨音はミュージシャンの父・拓海になかなか言えない。一方、夜祈子も拓海の知りあいのバンドにコーラスで参加することに。磨音たち新生「アルタゴ」はライブのオーディションを受け!?