「ゆるキャン△」はあfろによる漫画作品。
まんがタイムきららフォワードで2015年より連載を開始した。
7巻では、みんなとのキャンプに慣れてきたなでしこが、ついにソロキャンプに挑戦する。
TVアニメも大人気!ゆる~いキャンプ漫画の最新刊が登場! 姉に反対されると分かってはいる。 でも、ソロキャンに行ってみたい。 そんな気持ちが高まっていく、なでしこ。 リンに相談してみたりしつつ…果たしてなでしこの「初ソロキャン」の行方は?
前回はこちら。
なでしこのソロキャン計画
部活が休みの放課後、なでしこは図書館でリンと臨時野クルを開催していた。
冬休み頃から気になっていたソロキャンプの事を相談するためである。
これまで野クルのメンバーやリンと一緒のキャンプに積極的に参加してきた彼女は、アウトドアの環境にも馴染んできたが、一人でのキャンプはまだした事がない。
そこで、経験豊富なリンにソロキャンの始め方について聞きたいらしい。
先日の山中湖キャンプの件もあることだし、事前の準備は念入りにしておきたい。
キャンプ場までのルートや時間、天気や気温の変化に実際の利用者の声など調べることはたくさんある。
なかでも交通手段の限られるなでしこにとって一番大変なのは、家族を説得することなのではないかと思われたのだが。
予想外の反対なしであった。
過保護気味な姉の桜も、ここ最近の妹の自主性を尊重してサポートすることにしているようだ。
即答具合からして、いつか言い出すだろうとは思っていたんだろうね。
しっかり見守りアプリをインストールさせていた。
今回の目的地は、富士宮を経由して、富士川駅から徒歩5.5kmの所にあるキャンプ場(野田山健康緑地公園がモデル?)。
駅から歩くとなると大変だが、市街地からもほど近く、なにより駿河湾を見渡せて夜景も期待できるスポットである。
体力のあるなでしこには、初のソロキャンの地としていい場所を選んだのではないだろうか。
他に初心者の家族も訪れていたりして、完全には一人ではないのも心強い。
子供たちともすぐに仲良くなる所はさすが。
料理は実験も兼ねてホイル焼き三昧であったが、そのうち野クルでの活動時に披露されるだろう。
終わってみれば心配事は杞憂であったし、彼女の場合はキャンプ地選びと連絡が取れる環境であれば問題なさそう。
ただ不便なのは交通手段かな。
電車やバスを利用するか、姉の送り迎えにするか。
でもそれだったら姉妹でキャンプしたらいいのにとも思うのだけど。
なでしこ免許を取る、なエピソードもいずれあるのかもしれない。
そして、なでしこの事が心配で現場まで来てしまった人たち。
本人に気付かれないようにこっそり帰っていくとこもいいね。
この二人、意外なところで共通点がある様子。
やっぱりお姉ちゃんも参加しようよ。
あとがき
前巻で電子書籍が一週間の先行発売だったのだが、今回は同日配信である。
直前には、アニメ2期と劇場版、「へやキャン△」のショートアニメ化も発表された。