午前3時の太陽

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「けもらいふ」(雪本愁二)かわいい動物たちとのもふもふライフつめあわせ

けもらいふ(1) (アフタヌーンコミックス)

「けもらいふ」は雪本愁二(ゆきもと しゅうじ)による漫画作品。

もともとはTwitterに投稿された一枚絵から始まった。

こんなかわいい動物たちと女の子たちのゆるい日常を描いている。

基本的に1ページ漫画なので適当なページを開いて少しずつ読み進めるのもいいかも。

ちなみに、Twitterでは1億PV超えを果たしたらしい。

ちょっぴり変な動物たちとのんびりゆったりもふもふライフ!ツイッターで話題の動物マンガがついに書籍化!ちょっぴり大きくてダンディな声のインコ、突然巨大化したのほほんハムスター、人間に負けちゃうひ弱ぐま…。そんなケモノたちと過ごすちょっぴり変な女の子たちとの、クスッと笑って癒される、けももふマンガ!書籍でしか読めない新作エピソードや描きおろしも収録!!

(「けもらいふ(1) (アフタヌーンコミックス)」より) 

ペスが行方不明

最初に読んだのは「頭の上のペス」で、飼い主の女の子(永山楓)がいなくなった柴犬のペスを探す短編が記憶に残っていた。

彼女はまだペスを探し続けている。

「けもらいふ」(雪本愁二)より、ペスが行方不明
(「けもらいふ」より) 

タイトルと共に出落ちなのだけれど、このペスがまた隠れるのがうまいのだ。

隠れる気がなさそうなところもあるが、彼女の視界からは絶妙に外れている。

いたずらっ子か。

「けもらいふ」(雪本愁二)より、アクロバティックなペス
(「けもらいふ」より) 

それでいて離れずに側に居続けるのがかわいい。

アクロバティックペス。

ペスが見つかる日はくるのかな?

巻末のおまけページはこのペスの描き下ろしエピソード。

 

庭に迷い込んだ小鳥のピーちゃんを保護して飼い始めたという女の子は古川さん。

ただ、このピーちゃん、他の鳥よりちょっと大きいかも。

「けもらいふ」(雪本愁二)より、大きさを気にするピーちゃん
(「けもらいふ」より) 

近所のオカメちゃんもこんなだし、あまり考えないようにしてきたのだが、ふとした瞬間に気づいてしまうのだ。

そんな彼女の様子を、ピーちゃんも敏感に感じ取るのだが…

 

気弱なクマとクマ好きな女の子(名前はまだない)との交流を描くこちらのシリーズ。

「けもらいふ」(雪本愁二)より、気弱なクマと女の子
(「けもらいふ」より) 

自然の中でたくましく生きていけるように手助けをしてやるうちに奇妙な絆が深まっていく。

季節の移り変わりとともに、彼女の髪も伸びていることが分かる。

お腹をすかせた野生のクマと女の子の運命は…

あとがき

表紙には巻数表示が見当たらないのだけど、続きが見たいよね。

ペスのその後も気になるし。

気長に2巻が出るのを待つことにするか。

 

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