午前3時の太陽

おすすめの漫画と注目の新刊コミックのレビューブログ

「うちの師匠はしっぽがない」(TNSK)人を化かしたい狸が出会ったのは落語の世界!?

「うちの師匠はしっぽがない」(TNSK)1話より、扉絵

「うちの師匠はしっぽがない」はTNSKによる漫画作品。

good!アフタヌーンで2019年1月より連載を開始した。

街へ出てきた豆狸が目指すのは落語家だった?

 

いつか人間を化かしたいと夢見る豆狸の女の子・まめだ。少女に化けて大都会・大阪に繰り出し黒髪の美女を化かそうとするが、一目で見破られてしまう… 意気消沈するまめだを後目に彼女が颯爽と向かったのは…「寄席」!!

笑うかどにはたぬきたる。大正落語ファンタジー、開演!

(「うちの師匠はしっぽがない(1) (アフタヌーンコミックス)」より)

一人前のたぬきを目指して

初めて大阪の街へ出てきた豆狸のまめだは好奇心旺盛な女の子。

長老たちには止められていたけれど、人間を化かしてみたくてたまらない。 

「うちの師匠はしっぽがない」(TNSK)1話より、田舎から出たばかりの豆狸
(「うちの師匠はしっぽがない」1話より)

大正の世になり、狸には分が悪い時代と言われていても、若いまめだには納得しかねるものがある。

磨いてきた術でもって、大いに化かしてやるのだと。

そんな彼女が出会うのは、ひとりの黒髪の美女。

口は悪いが、まめだの危なっかしさを心配してくれていた。

「うちの師匠はしっぽがない」(TNSK)1話より、正体を見破られた豆狸
(「うちの師匠はしっぽがない」1話より)

彼女は大黒亭文狐を名乗り、上方で人気の落語家らしい。

名前といい、扉絵での膝隠しの紋といい、その正体が狐なのではないかと思われるところがある謎多き人物。

まめだがその芸に惚れ込み弟子入りを決意することから始まっていく。 

お客を非日常の世界へ連れて行く彼女の噺は、初めて知るまめだにとって立派な化かしの技術であるようだ。 

「うちの師匠はしっぽがない」(TNSK)1話より、落語を初めて見た豆狸
(「うちの師匠はしっぽがない」1話より)

一人前の狸になるため、見知らぬ土地で落語家を目指す物語。

はたして上手く化かせるようになれるのか。

 

単行本1巻は2019年9月6日に発売。

関連記事