午前3時の太陽

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「とんがり帽子のアトリエ」30話(白浜鴎)魔法使いの本拠地、大講堂へ

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)30話より、蛇の背洞窟の外で待ち構えていたルルシィ

「とんがり帽子のアトリエ」は白浜鴎による漫画作品。

月刊モーニング・ツーで2016年7月より連載を開始した。

長い一日を終えたココたちだったが、そのまま家には帰れないようで…

 

前回はこちら。

魔法使いを目指すことになったココは、キーフリーに弟子入りする。ある日、同じ弟子であるアガット達が「第2の試験」を受けることに。だが、試験中に「つばあり帽」の妨害が入り、一緒に試験を受けていたユイニィは鱗狼に姿を変えられてしまう。ココ達の活躍もあり、一時的に元の姿に戻れたユイニィは、自分の本当の姿を取り戻すために旅立っていった。試験会場である「蛇の背洞窟」を出ると、そこには異変を察知した魔警団のメンバー・ルルシィの姿が――。

(「前回までのあらすじ:とんがり帽子のアトリエ」より)

大講堂への召喚

ロモノーン岬の蛇の背洞窟を無事に抜け出したココたちを待っていたのは、魔警団のメンバー、ルルシィであった。

異変に気付いた彼らが、どこかで介入してくるだろうことは当然であるが、よりによってこのタイミングとは。

試験の邪魔をしないようにとの配慮であるかもしれない。

つばあり帽との接触を直接知られなかったのは幸いだろう。

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)30話より、海の中に驚くココ
(「とんがり帽子のアトリエ」30話より)

用向きは、大講堂への連行と洞窟内の調査である。

ただし、今回は魔警団からの呼び出しではなく「教えの賢者」ベルダルートからの召喚とのこと。

魔法使いの頂点に立つ三賢者の一人。

オルーギオの反応を見る限り面倒な相手である可能性が高い。

それだけの地位にいる魔法使いなら、今回のつばあり帽の襲撃も把握しているのかもしれない。

あるいはココの弟子入りの件での用事だろうか。

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)30話より、治療所のシノーシア
(「とんがり帽子のアトリエ」30話より)

いずれにしてもキーフリーは治療と安静が必要だ。

大講堂の麓に医療塔があり、まずはそこへ連れて行くことになった。

責任者らしき女性・シノーシアは、ずいぶんオルーギオと親しげな様子。

彼自身もよく通っていたような反応だが、それ以前からの知り合いなのではないかと思われる。

魔法使いと医術師は完全に分かれているらしいので、弟子入り前の幼馴染だったりするのかな?

または「治療所に来るのは」という部分を掘り下げて欲しいところか。

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)30話より、くつろぐルルシィ
(「とんがり帽子のアトリエ」30話より)

普段と違う姿が見られるのはもう一人、ルルシィもだ。

彼女は副団長のイースヒース以上に感情を出さない人物なのだが、初めて素の部分を垣間見ることができた。

なんとフデムシをモフモフしている時だけ表情が緩むのである。

なにこの親近感。

オフタイムはかわいいもの好きなキャラなの?

「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎)30話より、泡馬車で大講堂へ
(「とんがり帽子のアトリエ」30話より)

海の底にある大講堂へは、泡馬車と呼ばれる乗り物で向かう。

キーフリーが大講堂を苦手としていることもあり、ココは初めて訪れる場所。

全てが珍しい物ばかりだが、必ずしも歓迎されているわけでもないだろう。

にも関わらず師匠抜きで面会することになるとは。

ベルダルートの要件とは何なのか。

あとがき

単行本5巻がほぼ同時に発売された。

カードゲーム付きの限定版はしばらく入手困難になりそう。

とんがり帽子のアトリエ(5)限定版 (プレミアムKC)

そして今月号のモーニング・ツーでは初の2話掲載である。

紙版にはカードの追加分が同梱されているとのこと。