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「僕と君の大切な話」4巻(ろびこ)ぶらりご近所物語編、舞台は休日の喫茶店へ

「僕と君の大切な話」(ろびこ)4巻表紙

「僕と君の大切な話」は、ろびこによる漫画作品。

月刊デザートで2015年より連載を開始した。

メガネ男子の東くんと、彼に恋する相沢さんとのトーキングラブコメ。

4巻は、久しぶりに校外へと舞台を移し、二人の私服姿も新鮮な「ぶらりご近所物語編」が描かれる。

同じ学年の東くんに片想いしてきた相沢のぞみ。告白を忘れられて複雑な気持ちでいたけれど、東くんが大切なことを憶えてくれていて嬉しくなる。一方、東くんもようやく告白のことを思い出していた。次第に距離が近づく2人は、冬休みも毎日会うことになり…!? 笑いもニヤニヤも止まらない! すれ違う男女の新感覚”トーキング”ラブコメディー、第4巻!

(「僕と君の大切な話(4) (デザートコミックス)」より) 

前回はこちら。 

冬休みは喫茶店で

冬休みに入っても、東くんと相沢さんの毎日は相変わらずのようだ。

駅のホームでの告白から、学校の中庭で、理科準備室でと場所を移しながらも続いてきた二人の時間。

テスト期間で中断することはあっても、長期の休みを迎えるのは初めてのこと。

日常化した大事なひとときが無くなるのはやはり寂しかったと見えて、東くんから提案があった。

「僕と君の大切な話」(ろびこ)4巻より、ケーキを半分こする東くんと相沢さん
(17話「『友達』と書いてキープと読む」より) 

東くんちの最寄り駅の近くには大きな図書館があり(相沢さん調べ)、休日は本を借りたあとに駅前の喫茶店でお茶をして帰るのが習慣になっているらしい。

その時間を一緒に過ごすのはどうかという話であった。

無論、相沢さんに異議があるはずもない。

「僕と君の大切な話」(ろびこ)4巻より、もはや結婚していると言っても過言ではない
(18話「高校生は芋づる式に集まる」より) 

むしろ彼女は今まで以上に嬉しそうである。

その言葉は過言ではあるが、確かに夫婦的な安定感は出てきているので、二人の距離は縮まっていると言えなくもない。

かつて相沢さんの「あーん」を華麗にスルーした東くんが、逆に意識するようになったのは大きな進歩だ。

その影には、相沢さんの告白を彼に思い出させた文芸部部長はまりんの功績がある。

いつものメンバーも一緒

今回の「ぶらりご近所物語編」では、4組のクラスメイトと共に彼女の出番も多く、恋の進展?も見どころ。 

「僕と君の大切な話」(ろびこ)4巻より、勇気を出してカフェインに話しかけるはまりん
(20話「文系女子は塔の上から降りられない・後編」より) 

人見知りが過ぎて、挙動不審になりがちなはまりんが、勇気を出して話しかける。

水族館へのお誘いのお礼を言うだけなのに、こんなに萌えるのは普段の言動の賜物なのだが、主人公たちよりもこの二人のほうが先にうまくいきそうな気もするね。

 

東くんは、相沢さんが今でも自分のことを好きなのかどうかには自信がない。

進展して欲しいようなして欲しくないような、もう少しこのままでいたい関係にある。

「僕と君の大切な話」(ろびこ)4巻より、やきもちを焼く彼氏風東くん
(20話「文系女子は塔の上から降りられない・後編」より) 

相手の気持ちがわからない分、他の男子と仲良さそうなことにやきもちを焼いたりもする。

このわざとらしい連れ出し方は、少し前だと見られなかった光景。

次第にクールから遠ざかりつつある東くんにもニヤニヤ必至だ。

現状は「男の子で一番の友達」なのだが、そこから抜け出せるかは東くん次第。

「僕と君の大切な話」(ろびこ)4巻より、それはデートのお誘い?
(21話「東くんはペンを取る」より) 

冬休みの喫茶店デートも、最終日の予定変更も彼の方から言い出しているので、そんな日も遠くないのかもと思わせつつ、次巻は新展開とのこと。

新キャラも登場する「創作はつらいよ編」。

文芸部と共用の理科準備室を利用している東くんは、部員たちに作品の感想を求められることも多いが、実は彼も何か書いているようで…

 

続きは今月発売の月刊デザート 2018年09月号(7/24)で読めるらしい。

そろそろ定期購読も検討したほうがいいかな? 

 

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