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「ポチごっこ。」12話(アッチあい)飼い主の意地

ヤングジャンプ連載「ポチごっこ。」(アッチあい)12話より、朝日花と須藤あずさの対面

「ポチごっこ。」はアッチあいによる漫画作品。

週刊ヤングジャンプで2019年より連載を開始した。

12話は、学校から帰った花が家の前に佇む二人組を発見する。

 

前回はこちら。

両者相見える

朝日家を訪れたのは、友寄友の兄と元同僚の女性・須藤あずさ。

行方知れずになった彼を探してここまで辿り着いたのだった。

先日の停電で、ポチがスマホの電源を入れてしまった際に位置情報が確認されたのである。

「ポチごっこ。」(アッチあい)12話より、花を凝視するポチの兄
(「ポチごっこ。」12話より) 

彼らがここに来たのは偶然ではない。

姉も妹もいないこのタイミングで、花に対処しきれるのか?

友寄兄の表情を見れば彼女の手に負える相手ではないことは一目瞭然であるが、証拠がないため思ったよりもあっさり引き下がっていた。

確認された当時は雨が降っていたことと、雨風をしのげるガレージがあったことが幸いだったろうか。

兄的には初回はあいさつ程度で十分と考えているのかもしれない。

住人の反応を見ることができたのでひとまず目標達成というところか。

強引にではなく外堀を埋めてくるタイプだと考えられる。

警戒される前に一旦引いて探偵でも入れた方が得策。

「ポチごっこ。」(アッチあい)12話より、ポチの顔をまともに見れない花
(「ポチごっこ。」12話より) 

花にとって気になるのはもう一人の須藤さんの存在だろうね。

家族以外に好意を持ってくれる相手がいて、再び戻ってくることを願っているという事実。

人生に絶望して飛び降りようとしたところを拾った花にしてみれば、自分こそが真の飼い主であり、前の生活に未練はないと考えていただろう。

朝には、ポチの口から自分を異性として意識していないとの言葉を聞いたばかりである。

ベッドで一緒に寝た時には冗談ぽく返していたが、現実に強力なライバルとなりえる相手を目にして胸中穏やかではいられないと思われる。 

「ポチごっこ。」(アッチあい)12話より、花をお風呂に呼びに来た姉
(「ポチごっこ。」12話より) 

姉の出す条件をクリアすれば一緒に住めるはずが、そうも言っていられない状況。

ポチの口からここに居たいと、さらに言えば自分と一緒に居たいとの確証を得たいのだ。

花がついに実力行使に出るのか?

そしてお姉ちゃんタイミング良すぎだよ。

 

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