「【推しの子】」は赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による漫画作品。
週刊ヤングジャンプで2020年4月より連載を開始した。
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!? “赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作開幕!!
前回はこちら。
最初の数話は試し読みもできるようだ。
推しの子は双子
アイドルグループ「B小町」のセンター・星野アイのファンだった青年ゴローは、入院してきた推しの担当医になるという幸運を得た。
彼女のアイドルや家族への願いを知った彼は全力で応援することを誓うが…
ストーカーと見られる暴漢に襲われ帰らぬ人となったのである。
思い半ばで生涯を終えた彼にとって、悔いの残る結果だったろうか?
意外とそうでもなさそうだ。
推しのアイドルが全力で甘やかしてくれることに満足しきった表情が物語っている。
これからは推しの子として、身内だからこそできるフォローに専念すればいいだろう。
まだ年若い彼女がアイドルと母親を両立させていくのは大変だが、所属する苺プロダクションの社長夫婦がバックアップしてくれることになっている。
むしろ実の親より子供たちのことを分かっていたりして?
この社長、口は悪いが面倒見はよさそう。
アイにも見分けがつかない双子をどうやって判断しているのか、左右の瞳以外にも分かりやすい特徴があるのだろうか?
いや、よく見ると全然あったわ。
なぜこれで間違えられるのかが不思議なくらいである。
そんな母親としては不安の残る彼女だけれど、アイドルとしては本物だった。
どちらかというと休養前より輝きが増しているかもしれない。
気になる点と言えば、転生後の性別と例の患者との関係。
「生まれ変わったらこの顔がいい」と願っていた、さりなのその後は報われたのか。
予想では性別は逆になるんじゃないかと思っていたのだが…
この赤ん坊とは思えない語彙力、間違いなく彼女である。
星野瑠美衣、のちのルビーであり、双子の妹として母親推しの活動を共にしていくことになるはずだ。
ちなみに男の子の方の名は愛久愛海(あくあまりん) らしい。
今回も冒頭は成長した子どもたちが登場するが、並行して描いていくのかもしれない。
ルビーはアイドルになったみたいだけどアクアの方はどうだろう。
俳優になったりしているのかな?
単行本1巻は2020年7月17日発売!