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「あやかしトライアングル」20話(矢吹健太朗)人妖 VS. シロガネ、因縁の対決の行方は!?

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)20話より、すずを喰らおうとする人妖・日喰

「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。

2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。

20話、人妖・日喰想介(ひのじき そうすけ)との戦いに勝機はあるのか。

『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作!

不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...? 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ!

(あらすじ:「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)より)

 

前回はこちら。

シロガネと人妖、因縁の対決

さらわれたすずを救うべく駆けつけた祭里だったが、日喰の見えない攻撃に為す術もなく倒れてしまう。

それは影喰(かげばみ)と呼ばれる能力で、自身の周囲に魄を喰らうための口を任意に出現させるという厄介なものである。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)20話より、日喰の能力は厄介
(「あやかしトライアングル」20話より) 

かつてのシロガネもそれには手を焼いたらしい。

視界から消すだけでなく匂いも気配も無いというのだから、うかつに近付いたら致命的なダメージを受けそうだ。 

あらかじめ祭里が知っていれば対処の仕様もあったのかもしれないが、そこまでの信頼関係を築けていなかったのも本来は敵同士であることを考えれば無理もない。

それでもすずのピンチに飛び込んだシロガネを頼もしく思えてしまうのも事実なのである。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)20話より、すずを喰うことを拒否するシロガネ
(「あやかしトライアングル」20話より) 

自らの妖力を高めるために妖巫女を狙っているのは同じでも、シロガネと日喰には決定的な違いがあるのだろう。 

それが妖の王たる所以なのだと。

イチャイチャするのは許さないくせに絆としての繋がりは大事にするシロガネが好きだな。

とは言っても状況は全く良くなってはいない。

直接触れられず、近付けない相手に対して有効な手は何だろうか。

すずの新しい技、折り紙にヒントがありそうな。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)20話より、すずの折り紙操作
(「あやかしトライアングル」20話より) 

妖力を使った技は魄を喰らう相手には効かないどころか逆に力を与えてしまう点がシロガネとの相性が最悪な所。

そんな日喰がすずの折り紙でダメージを受けるのなら質の問題なのだろうか。

それとも効果の付与も可能になったりとか? 

このへんを上手く連携できれば活路を見出だせるかもしれない。

いるよね、向いてそうな人材が。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)20話より、風巻祭里の復活
(「あやかしトライアングル」20話より) 

風巻祭里、ここに復活。

シロガネが封神の巻物の封印を解いた際に戻してくれたというよりは、日喰が喰らったのが性醒流転の術に関わるシロガネの魄だった可能性が考えられる。

そうなると祭里の女体化は解決するのだろうか?

どちらかと言えば女の子でいてくれた方がありがたいので、術が弱まったせいで不安定になるとかだといいかな。

高校の問題とかもあるからね。

男の娘にするわけにもいかないだろうし。 

 

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