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「【推しの子】」41話(赤坂アカ、横槍メンゴ)2.5次元舞台編始動、あの劇団に接触へ

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)41話より、アクアは女の敵?

「【推しの子】」は赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による漫画作品。

週刊ヤングジャンプで2020年4月より連載を開始した。

41話、新しい舞台の仕事の初顔合わせにやってきたアクアたち。

 

「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 

芸能活動も本格化してきた双子の兄妹、アクアとルビー。恋愛リアリティショーに出演したアクアは、黒川あかねとカップル成立!! 番組が終わった後、メンバー同士の関係は…!? 一方、ルビーが所属するアイドルグループ新生“B小町”はファーストステージに向けて、正式に活動スタート!! 

(あらすじ:「【推しの子】4巻(ヤングジャンプコミックス)」より)

 

前回はこちら。

単行本4巻発売記念で重曹ちゃんを応援できる企画が開始。やったね!

劇団ララライとの共演へ

B小町の参加したアイドルフェスから数ヶ月、その後もライブや配信を続けている彼女たちはまずまず順調な状況にあると言っていいだろう。

高校の芸能科に通うルビーには、入学して以来の悲願があった。

それは名実ともに芸能人の仲間入りをして、クラスでも浮かずに済むこと。 

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)41話より、芸能人の仲間入りを喜ぶルビー
(「【推しの子】」41話より)

自己紹介の際に自分だけ活動実績がなかったことをずっと気にしていたらしい。

もっとも、人気者の不知火フリルとは仲良くなっているし、周囲も仲間意識の強い傾向にあるようだけれど、話題について行きづらさはあったのだろうね。

この二人とも仕事で絡む日はやってくるのかな。

ひとつ心配なのはアクアに対しての評価が下がっていること。

あかねとの関係を、妹のルビーは未だ理解できずにいるみたいで、この辺きちんと説明した方がいいのだろうか。

ただ、そこに至るまでのアクアの判断は確かに非難されても仕方のない部分はあるのよね。 

当時のアイの情報を知る鍵となりそうな、あかねの持つスキルや劇団のコネを利用しようとした結果なのだから。 

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)41話より、アクアと重曹ちゃんが劇団ララライとの舞台へ参加
(「【推しの子】」41話より)

そんな彼らが、劇団ララライを主体とする舞台で共演することになろうとは。

しかもアクアの役を巡るあかねと重曹ちゃんの立ち位置が、現実のものと絶妙に被っているのである。

これは実力派女優たちの熱演がすごいことになりそう。 

キャスティングに絡んでいる鏑木Pがどこまで狙っているのか。

彼も当初の予想とは違って重要な人物になってるよね。

使い勝手の良さそうなキャラだけど。

一流の役者しかいないと噂の劇団も曲者揃いのようだし、それを纏める代表はどんな人物だろう。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)41話より、劇団ララライの代表
(「【推しの子】」41話より)

駆け出しの頃のアイが参加したワークショップに関わっているとすれば年齢的に彼くらいかな。

気難しく見える印象の金田一から情報を引き出すには、あかねとの接触も増える道理で、重曹ちゃんも対抗して積極的になったりする展開を期待したい。

 

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