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「【推しの子】」42話(赤坂アカ、横槍メンゴ)有馬かなと黒川あかねが同じ舞台に。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)42話より、有馬かなの演技に衝撃を受ける黒川あかね

「【推しの子】」は赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による漫画作品。

週刊ヤングジャンプで2020年4月より連載を開始した。

42話、舞台の主要メンバーが揃った中で読み合わせが始まる。

 

「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 

芸能活動も本格化してきた双子の兄妹、アクアとルビー。恋愛リアリティショーに出演したアクアは、黒川あかねとカップル成立!! 番組が終わった後、メンバー同士の関係は…!? 一方、ルビーが所属するアイドルグループ新生“B小町”はファーストステージに向けて、正式に活動スタート!! 

(あらすじ:「【推しの子】4巻(ヤングジャンプコミックス)」より)

 

前回はこちら。

読み合わせが開始

劇団ララライを主体とする2.5次元の舞台『東京ブレイド』。 

原作は5000万部超えの人気コミックとのことで、注目度の高さは間違いないだろう。

中でもエースとされる若き天才女優・黒川あかねと復調の兆しを見せる元天才子役・有馬かなのヒロイン対決は、演劇ファンならずとも興味の対象となりそうだ。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)42話より、対称的な二人の役者
 (「【推しの子】」42話より)

二人は子供の頃から業界にいるものの活躍の時期は異なっており、お互いを意識し始めてからは初めての共演かもしれない。

事前情報ではアクアの演じる刀鬼と三角関係に、という話もあったがどうなるか。

販売部数からいって既刊数十巻の規模だと思われるので、今回どのあたりを取り上げるのかにもよるのだろう。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)42話より、アクアたちの出演する『東京ブレイド』の内容
 (「【推しの子】」42話より)

読み合わせの際の説明では敵対するチームに分かれて所属しているようなのだが、この戦いを経てお互いを認めあった結果、やがて相棒を呼べる存在になっていく流れかな。

重曹ちゃんのツンデレ属性をうまく活かせる役どころな気がする。

人気が出てシリーズ化すれば、アクア(刀鬼)をめぐるヒロインたちの攻防が見られるかもという期待もあるけれど、争うのは女性陣だけではなかったりして。

主人公を務める劇団の看板役者と、劇中でパートナーとなる重曹ちゃんの接近にアクアは心穏やかでいられるのかという問題。

ちなみにエースとは別の扱いらしいこの看板役者・姫川は、テレビドラマでも活躍中の実力派。

かつて仕事を失ったトラウマから、「適応型」の演技を身に付けた重曹ちゃんのリミッターが外れることになれば、彼女が望んでいた役者としてのブレイクスルーが起こるかもしれない。

「【推しの子】」(赤坂アカ、横槍メンゴ)42話より、劇団ララライの看板役者に気に入られた?
 (「【推しの子】」42話より)

そうなった時、アイドルとの掛け持ちに歪が生じてくることも十分あり得る。

彼女の活躍はうれしいのだけどね。

しかし『今日あま』で共演したメルトくんが早くも舎弟みたいになってるのうける。 

 

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