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「さよなら私のクラマー」50話(新川直司)ワラビーズにレギュラー争い勃発

「さよなら私のクラマー」(新川直司)50話より、合宿中に疲れて眠るワラビーズ

「さよなら私のクラマー」は新川直司による漫画作品。

月刊少年マガジンで2016年5月より連載を開始した。

厳しい合宿を乗り越えたワラビーズは選手権埼玉予選へと挑む。

 

前回はこちら。

新戦力の手応え

チームとしての戦術も決まり、大会に向けて準備を進めるワラビーズ。

新しい挑戦に当たり、強みになるのは対応の速さと理解度の深さ。

今までレギュラーだったからと言って安心してはいられない。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)50話より、ワラビーズにレギュラー争いが
(「さよなら私のクラマー」50話より) 

ワラビーズは1年生の多い若いチームで、伸びしろにも期待できる。

基礎体力も向上してきただろうこの時期、控えの中から台頭してくる選手もいるかもしれない。

局面に応じて躊躇なく交代できるサブメンバーがいれば心強い限りだ。

今回、船橋戦で活躍した越前や過去に名前の登場している平賀に加え、新たな戦力が名乗りを上げている。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)50話より、成長著しい朝日奈珠
(「さよなら私のクラマー」50話より) 

これまでの試合で応援する姿が何度か見られたこの選手は、朝日奈珠(あさひな たま)。

戦術理解がレギュラー陣より高いとの評価で、男子を加えた紅白戦でも活躍していたので、予選でのデビューが決まりそうだ。

前線の方での起用になるのかな?

白鳥や御徒町たちもうかうかしてられなくなるだろう。

キーパーはカコカリ(加古川香梨奈)が安定している印象だが、やはり控えは欲しいところ。

宇都宮星羅(うつのみや せいら)が登場したことで、お互い切磋琢磨しながら成長していければいいよね。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)50話より、第2のキーパー・宇都宮星羅登場
(「さよなら私のクラマー」50話より) 

埼玉予選をテストマッチとして捉えていいのかどうか、実際にはそこまでの余裕はないだろうけど、上位陣と当たるまでに試合の中で調整していくことになりそう。

序盤は危なっかしいところもあるだろうが、彼女たちには突破する底力があると信じたい。 

 

単行本13巻は2020年10月16日発売。

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