「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。
2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。
7話は、すずが持っている妖巫女の力について。
『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作!
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...? 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ!
(あらすじ:「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)より)
前回はこちら。
妖巫女の言い伝え
花鳥風月のメンバーとも少しずつ打ち解けることができた祭里。
スキンシップが苦手というのも、祖父との二人暮らしで育った彼?には無理からぬ話である。
妖が視えることで友人と呼べる相手もすずくらいだったのもあり、恋愛ごとには疎いようだ。
それも想像以上に潔癖な様子。
これでは確かにおっぱい揉まれるなんて以ての外だろうね。
すずとの間が進展するのはまだまだ先になるのか、それとも恋人関係になることにはそれほど抵抗がないとかなのか。
子供時代のぼっち属性がギャップ萌えに生かされるとは、益々隙のないヒロインぶりである。
祭里の場合、すずに対する憧れから始まってるようなので、より特別な存在として認識しているのかもしれない。
そんなすずに、ある疑惑が持ち上がる。
一部の昔話では、妖巫女が人と妖の2つを兼ね備えた存在として伝わっているというのである。
幼馴染みの祭里からして見れば、彼女には人間の両親がいて、妖たちとも仲良くできること以外は普通の女の子でしかない。
ただその分、未知の領域も多いため、言い伝えや文献に残る姿も無視できないのが実情だった。
完全に覚醒したとき、どのような力を見せるのか、そして人々はそれをどう思うのか。
両方の性質を兼ね備えていて、溢れる生命力で相手を活性化させるというのであれば、人間に対しても効果はあるのだろうか。
つまりは祭里を一時的に元気にさせることができるとか?
キスをしたら何かが起こってしまうフラグだったりして。
それが性醒流転を活性化させるものなのか、能力をブーストさせるものなのかは次回以降のお楽しみである。
そしてすずのモノローグにある「キスで解けるならかんたん」の部分にも期待したい。
単行本1巻の発売日は2020年10月2日に決定。