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「あやかしトライアングル」43話(矢吹健太朗)祭里の母登場!

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)43話より、妖巫女に封印されていた妖が復活

「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。

2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。

43話は、風巻家に久し振りに母が帰還した。

 

『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作!

不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...? 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ!

(あらすじ:「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)より)

 

前回はこちら。

祭里の母がやって来た

新任の教師として祭里たちの学校にやって来た山瀬いぶき先生の正体は、祓忍関係者だった。

妖巫女で妖の王であるすずを調査するためなのかと思いきや、狙いは別にあるようで…

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)43話より、祭里の母・風巻纏が登場
(「あやかしトライアングル」43話より) 

先代の比良坂命依が封印した塵塚怪王の復活は、画楽の圧倒的な力で解決することができたものの、結局は彼の個人的な因縁のおかげに過ぎない。

もし祭里たちで対応に追われていたならどうなったか。

そして、原因が術の効力切れということであれば、今後も起こりうる事態である。

塵塚怪王クラスの敵はそうは居ないと思いたいが、同じようなレベルの妖を相手にするとなると厄介だ。

この時代に新しい妖巫女が誕生しているのも偶然ではあるまい。

すずの中に眠る例の存在が、自らの意思で選んできたのだとすれば…

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)43話より、祭里親子が離れて暮らしている理由
(「あやかしトライアングル」43話より) 

祓忍組合としてもこの事態を放って置くわけにもいかないはずで、妖巫女が人間の味方かどうか定かでない状況ではなおさらだろう。 

先日の極秘任務の一件も、その辺を見極めたい思惑があったと考えられる。

調査結果を踏まえて、関東祓忍衆の御頭である祭里の母が乗り込んできたと。

我が子の顔を見に来たというのもあるだろうけれど、けっこう深刻な状況だったり?

すずと祭里母が直接話すのが初めてなのは意外だったな。

個人的にも良く思っていないようなので、あえて避けていたのかも知れないけれど。

逆に恋緒は気に入られてそうである。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)43話より、男に戻るためにシロガネを復活させるのはリスク
(「あやかしトライアングル」43話より) 

ちなみに彼女は祭里が男に戻るためシロガネを復活させることには反対らしい。

それもそうか。

少なくとも祭里自身がシロガネと対等以上に戦えるようにならなければ実行はできないだろうね。

そんなこんなで修行編が始まるのかな?

 

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