「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。
2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。
28話は、民家に住み着いた妖を祓いに来た祭里たち。
『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作!
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...? 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ!
(あらすじ:「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)より)
前回はこちら。
もうひとりのすず!?
祭里たちの次の仕事は、とある民家に住みついた妖を祓うこと。
ただし、今回の件には画楽が関わっているらしく、一筋縄ではいかないだろう。
かなり力のある彼が人に任せるとは一体どんな相手なのか。
どうやら指名されたっぽい?
祓忍組合とのコネも気になるところだが、一目置かれている存在のようなので話が通りやすい部分はあるのかも。
画楽の言うように、祭里とすずの目的は一致している。
そのため、最近では一緒に仕事をすることが増えてきて、かつての仲の良い関係を取り戻したと言っていいだろう。
そんな二人だからこそ都合がよかったのかもしれない。
なぜなら今回の相手は迷い家の一種で、昔この家に住んでいた老夫婦の想いから生まれた妖。
祭里たちも家の中でかつてあった幸せな暮らしを再現させられることになるのだった。
この妖は性別に関しては区別がないのか、特に問わないつもりのようである。
もし二ノ曲先輩と入っていたらどうなったのだろうね。
元住人のように仲睦まじい姿を見せることができれば満足して開放してくれるのだろうか。
言動を操られていながら、本人たちの望みも反映されてそうなあたりが絶妙な罠になっている。
このままでもいいかもと思ってしまうと取り込まれて妖の気の済むまで繰り返すことになったりして。
悪意のあるような姿ではなかったし、適当なところで許してくれるのかもだが。
そんな状況を抜け出すべく、すずの体に変化が起こるのである。
外で待機しているシロガネたちも驚くほどの強力な気配を放つすず。
別の人格が現れたというより、こちらが妖巫女の本体なのだろうか。
祭里と出会った頃のような長い髪の姿もこのためだった?
割と早い時期に祭里の影響で髪を切っているはずだけれど、意味深な言葉が気になるね。
妖巫女の力を持つ者には、記憶も引き継がれていたりするパターンかな。
すずはいつもの少々抜けてるくらいの感じがちょうどいいと思う。
今後、妖の王としての仕事をしていく中でもうひとりの人格も現れるようになるんだろうね。