「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。
2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。
27話は、祓忍具職人の恋緒のもう一つの顔とは。
『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作!
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...? 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ!
(あらすじ:「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)より)
前回はこちら。
祭里のパートナーとして
祭里が学校から帰ると、恋緒が訪ねてきていた。
仕事上のパートナーだが家まで来ることは珍しいようだ。
今回は学校帰りなのか、初の制服姿を披露してくれる。
そして何やらあやしい雰囲気に…
祭里がコウロギに寄った際に相談していた、男に戻る方法はないのかという件について話をしに来たのだとのこと。
実際にあると言えるわけではないけれど、彼女の探究心が触発されたと見えて、協力してくれることになったのだろう。
現在は祓忍具職人として活動している香炉木家だが、もともとその名の通り香りを扱う祓いの一族だったらしい。
その血を引く恋緒は自称匂いフェチ。
分析して得た情報から効果のある香りを調合するという流れは、扱う道具は変わっても彼女の好きそうな作業である。
しかも相手が祭里だと特に力が入るのではないかと。
例によって誤解されそうな場面をすずに目撃されるのであるが。
シロガネに変態呼ばわりされても否定するつもりもなさそう。
恋緒の能力が優れている理由の一つでもあるだろうしね。
性醒流転の術を打ち消すハードルは高いだろうが、その方が彼女も燃えるだろうし、研究対象との距離も時間も確保出来るわけで。
もし改良を重ねていく問題が他にもあったとしたならどうする?
この意味深な笑みにすずの心配の種はまたも増えることになりそうだ。