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「あやかしトライアングル」26話(矢吹健太朗)ルーの気になる相手とは?

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)26話より、ルーはUFOに興味津々

「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。

2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。

26話は、最近目撃情報の増えているUFO召喚の儀式を行うルーだったが…

 

『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作!

不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...? 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ!

(あらすじ:「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)より)

 

前回はこちら。

近所にUFO出現の噂が

放課後、近くの森に妖を探しに来た祭里とすず。

このところ小美呼市周辺で謎の飛行物体の目撃情報が増えているのだという。

まだ具体的な被害はないものの、事故に発展してからでは祓忍が出動する事態になる。

それらを未然に防ぐのも妖の王としての務めらしい。

実際に働いているのは祭里だったりするのだが。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)26話より、すずだんごをねだるシロガネ
(「あやかしトライアングル」26話より) 

待っている間のすずとシロガネのやりとりが微笑ましい。

もうすっかり餌付けされているようだね。

日毎に上達するお菓子作りの腕前には試行錯誤の跡があるようで…

封印された猫だるまの姿では敵わないシロガネが、すずだんごを手に入れようと画策するのが今回の発端。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)26話より、いたずらする妖を捕獲した祭里
(「あやかしトライアングル」26話より) 

加えて実際に捕らえた妖の姿はいかにもな形だった。

仏具が付喪神になった「そうはちぼん」で、さすがにこんなのが空を飛んでいるとついつい見間違えてしまう人も多いだろう。

オカルト好きなルーが放って置くはずもないのである。

先日の補習の時、UFO召喚の件を気にしていたのはどうやら本気だったようだ。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)26話より、UFOを召喚するルー
(「あやかしトライアングル」26話より) 

UFOを呼ぶルーの儀式はかわいいのだけど、これを一人でやり切るのはなかなかの精神強度の持ち主なのではなかろうか。

不思議ちゃん的なキャラではあるが、彼女の好きな物に対する熱意と行動力は目を瞠るものがある。 

付き合いの長いヤヨはこのへん適度にスルーしているみたいだけどね。

そんな彼女を動揺させる出来事がやってこようとは。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)26話より、ルーと祭里(シロガネ)の再会
(「あやかしトライアングル」26話より) 

以前も夢の中で助けてくれたヒーローが、今度は現実の世界で再び目の前に現れたらどうするのか。

しかも何やら様子がおかしいぞと。

今度はかっこいいとは言い難い言動であるものの、宇宙人を期待していた彼女にとってはうれしい誤算かもしれない。

これはルーも本格参戦していく流れなのか?

 

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