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「あやかしトライアングル」14話(矢吹健太朗)妖巫女の言い伝え

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)14話より、妖巫女は妖たちの神のような存在

「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。

2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。

14話は、妖巫女の力について話し合うためすずの部屋を訪れる。

『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作!

不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...? 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ!

(あらすじ:「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)より)

 

前回はこちら。

すずの妖巫女の力とは

画楽の描き出した妖を制御して、味方に付けたすずの妖巫女の力。

そこには祭里たち祓忍も知らない秘密が隠されているようだ。

もともと存在自体が希少な上に、妖を畏れる人々から不当な扱いを受けていたため、伝わっている情報が少ないのである。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)14話より、画楽による妖巫女の解説
(「あやかしトライアングル」14話より) 

画楽によると、人間に宿る魂魄と呼ばれるエネルギーのうち、生命エネルギーに当たる魄を自在に操る能力を持つのだという。 

具体的には傷を癒やしたり呪いや妖術を無効化できるらしい。

出力的な問題はあるだろうが、一部の妖たちに神として崇められた者も居たというのも頷ける内容である。

すず個人のポテンシャルがそこまで行くレベルのものなのかは不明ながら、仲間に引き入れる価値は高いだろう。

以前のシロガネが試みたように、妖巫女を食らうことで自らの妖力を高める効果が実際にあるのかどうか。

古くは生贄にされた妖巫女も居たそうなので、言い伝えとして残っているのかもしれない。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)14話より、祭里の術を解こうとするすず
(「あやかしトライアングル」14話より) 

すず自身が意図的に能力を使えるようになったなら、あるいは祭里に掛けられた性醒流転の術を解くことが出来る可能性もゼロではないのかも。

そう簡単に男に戻られても困るのだけどね。

実はシロガネも方法を知らないとかいうオチなのではという気もする。

どうやら今回画楽が祭里たちに接触してきたのは、シロガネの目的にすずの力が役に立つのかどうかを確認するためのようだ。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)14話より、シロガネには何か目的ある?
(「あやかしトライアングル」14話より) 

彼らが秘密にしている目的とは一体何なのか。

その内容次第では協力することもできそうだけど、もしかして危険を伴うようなことだったり?

「人間とは組まん」の言葉がプライドから来るものなのか照れから来るものなのかは興味深い。

ちなみに今回は妖関連の話を気兼ねなく出来る場所として花奏家が選ばれたのだが、すずの弟・律太が初登場した。

「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)14話より、弟に誤解される祭里とすず
(「あやかしトライアングル」14話より) 

またもやすずにライバルが誕生する流れになったりして。

 

単行本2巻の発売日は2020年12月4日。

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